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今期の種取り野菜 [種]

先日、やっとやっと種取り野菜の母本選抜をしました。

その一部をご紹介!!
まずは・・・ジャン!!!

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女山三月大根という名前の大根です。この時期は必ず私たちの野菜セットやイベントなどに入っています。今期はいつもより色や形が落ちつてきた印象でした。
こういうちょっとした変化が私たちにはとても嬉しいです。
そして、どんどん私たちの色や形にもなっているんだろうなー。
毎年、毎年、どんどんドンドン愛おしくなる大根だなー。


もう一つご紹介!!
ジャン!!

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ちょっと取るのが遅れて、種がはじけてしまっていました。
これは夏に大活躍の「モロヘイヤ」の種です。今の時期にたくさん種を飛ばして暖かくなると芽を出す。
こんなに当たり前のことのようなんだけど、あまり普通とされない自然の営みを大事にしなきゃなーと思いながら種を取ります。
この「モロヘイヤ」は今回初めての種取りをしました。素敵な相棒GET。
これからも、仲良くしてください。よろしくです。

他にも何種類か母本選抜をしましたが写真を撮るの忘れたので、ほんのほんの一部の紹介でした〜〜〜。

さてさて、この日はとっても寒い日で、鹿児島でもお山に雪が積もってました。DSC03954.jpg そんな時に・・・・ DSC03949.jpg 冬眠中のアマガエル君。ごめんよ。掘り返してしまいました。 でも、私たちの畑にカエル[黒ハート]夫婦でめちゃくちゃテンションが上がってしまいました!! そして、種の話つながりで・・・ ジャン!!! DSC04017.jpg やっと読めました!! いろんな種の物語について、古来種野菜の流通について、古来種野菜に関わる生き方みたいなことについて。とにかく、内容がぎっしり詰まってました。 もう、読みながら泣きそうになるし(息子の前だったのでグッと我慢しました)、とにかくこの想い伝わってほしい。綺麗な文章にはなっているけど、本当はもっと泥臭くて、汗水流して、もっともっと想いは熱いものなんだろうなと思ったら、やっぱり涙・・・。 そして、私の気持ちがどんどん高まってきて。今年の目標『伝える』に間違いはないことを確信しました。 ああー、私の表現力が乏しすぎるけど、やっぱり食卓を支えるお母さんやお父さんに読んでほしいな。 きっと、新しい世界、新しい感覚に出会えると思います。 かえるすたいるYamada野菜  山田裕美子

2016.2.27 種の交換会 [種]

すっかり報告が遅くなってしまいました。

我が家で毎年、年に二回開催している『種の交換会in春』の報告でございます。
参加してくださった皆様ありがとうございました。
今回はいつもより参加者は少なかったのですが、いつものように濃い〜〜面々の方が集まってくださり、ゆっくりとお話しすることができました。
やはり種に集まる人って濃い〜なぁ〜。
毎回、終わった後に思うのが種で繋がる人のことです。


さてさて、今回は16人の方にご参加いただき、61種類の種が集まりました。
そして、霧島でいちご農家をしている方からいちごの苗を届けていただきました。
なんか、すごいです。
ありがたいです。


まずはいつものように自己紹介から始まりました。

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自己紹介・・・さっきも言った通り毎回濃い〜〜方々が集まるので、どうしても自己紹介が長くなってしまうのです。なので今回はお試しにインタビュー形式でしてみました。
その結果、なかなか簡潔に収まり、誰が何の種を持っているのか分かりやすくなり、時間短縮もできたので、その後の時間を有効に使えたように思いました。


その次に我が家から1月に参加させていただいた「種市大学」の話をさせていただきました。
映像も交えてお話しをさせていただいたのですが、やはり言葉では伝えきれない凄さがあり、もどかしさを感じました。
次に「光ファーム」の堀添さんから種とりのお話しをしていただき、その後みんなで外に移動して種とりを実践していただきました。
この時用に残していた我が家のキュウリの種とりと、堀添さんのオクラの種とりをみんなでおしゃべりしながら行いました。

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それが終わってから、交換に移りました。
いつのもように種チケットを使ったり、種と種を交換したり、種と自慢の何かと交換したり、みんなでお昼をはさみながら、様々な交換ができたと思います。

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こんな風にきれいに仕分けしてきた方もいました。
すごいです。
種の出元や種とり歴、播種期、なども記載してありました。


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こんなきれいなお米もありました。
栽培している方がとても大切そうに扱っているのが印象的でした。


そして、今回も「ケーキ工房famil」の下園さんから美味しいスイーツも用意していただきました。
今回は我が家の無農薬のそば粉と下園さんが無農薬で栽培したサトウキビの砂糖を使ったミルクレープでした。

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とっても嬉しい組み合わせ。写真がうまく取れていないのですが、本当に美味しかったです。
いつも、ありがとうございます。


こんな感じでざっと様子を紹介させていただきましたが、まだ主催三組で反省ができていません。
今回はどんな反省点が出てくるでしょう。
また、報告すべきことがあれば載せたいと思います。


そして、最後にいつも「種の交換会」に参加してくださっている『自然風』の小岩さんが自宅で種の交換会を開催するそうです。
交換会の輪が広がってなんだか嬉しいです。
開催日 2016年3月21日(祝) です。日が迫ってます。
詳しくは『自然風』さんまで!!


種市大学と雲仙 [種]

今頃と思われるかもしれませんが

種市大学
http://www.organic-base.com/topic/tane/program/daigaku.htm

で僕が思った事を記録しておきます。

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参加するにあたって僕たちの目的は幾つかありました。
・岩崎さんの畑を奥さんにも見せたい。
・僕も改めて岩崎さんの畑を腑に落としたい。
・子供達に親二人がなんのためにタネをめぐる活動をしているか肌で感じてほしい。
 タネに思いをはせる大人たちがいる事を見せたい。
・野菜の可能性を感じたい。(山本シェフがどんな料理を見せてくれるのか!)


さあ、そんじゃどんな会だったかというと。。。


・とにかく岩崎さんはやっぱりすごいわ!
・山本シェフは半端じゃないわ!
・雲と人(雲仙在住の若手デザイナーと若手農家など6人で結成した任意団体)の底力!
・雲仙観光ホテルむっちゃいい!というかもうこんな素敵なホテル二度と泊まれないんじゃないか!?
・なんか進むべき道が少し見えた!
・タネにこだわらない!?

ーとにかく岩崎さんはやっぱりすごいわ!ー
これは説明の必要がありません。岩崎さんの料理、畑、懐の深さを見てどうしようもないくらい自分の力のなさを感じました。あの人はたくさんの人の命を、在来野菜の命を支えてます。圧倒的に。
岩崎さんに「あなたたちはタネから選ばれたんだよ」と言ってもらえた時、俺なんかまだまだだって思いました。
そして、これまで岩崎さんみたくなりたいって思ってたけど、僕は僕のやり方でって思うようになりました。まだ僕なんかが及ぶような存在ではない。
岩崎さんはまだまだ先を見ている!すごいぜ!
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ー山本シェフは半端じゃないわ!ー
あの人の料理を食べられて良かった。家族一緒に。
人生の中の忘れられない食卓だったかもしれません。
一生忘れられない料理ってあんまりないけど、前回藤野の種市大学の時の料理もすごく記憶に残っていて、こんな経験できて本当にありがたいなーって。
ましてや自分とこの野菜も使ってもらって、皆さんに美味しいって食べていただいて、こんな幸せな農家あるか?!って思いました。一流の料理を子供たちにも食べさせてあげられたのも良かった☆
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ー雲と人(雲仙在住の若手デザイナーと若手農家など6人で結成した任意団体)の底力!ー
これを企画して動かす力!すごい。
こんな企画普通できる?
雲仙の底力みました。雲仙には人がいます。ちょっといいなって思いました。いや、だいぶ。


ー雲仙観光ホテルむっちゃいい!というかもうこんな素敵なホテル二度と泊まれないんじゃないか!?ー
場の力すごい。全てを包み込んでくれる雰囲気でした。

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ーなんか進むべき道が少し見えた!ー
ータネにこだわらない!ー
タネを採りながら農業するってことは効率が悪くて、だから現在の農家はみんなタネを買って農業しています。餅は餅屋、タネはタネ屋ってことですね。だから自分でタネ採りながら農業やってる人なんてほんのわずか。

そんな中「在来野菜を守んなきゃ」、「種って大事だ」という雰囲気があってうちはちょうど種採りやってたんで、その流れに助けられて種市にも参加させていただいています。

たまたまです。
僕なんか自分で種採りしたいっていうのは、完全に好きでやっていて、守んなきゃって大事だってそりゃ思ってますけど、そこまででもないっていうか、最初は(もう10年くらい前か)岩崎さんの本見て「いいなー」って、自分たちが農業やるならこんな”生きてる”(多様性のある)野菜たちを育てたいなって漠然と思って、実際はお金ほとんどないから自分で種採りしたら種代かかんないし、いいなーっていうそんな軽い動機で種採りし始めたんです。

僕なんかそんぐらいです。
僕が農業やめたところで途絶える品種なんてありません。
そんな僕のことを支える必要なんてあるでしょうか?

僕は「餅は餅屋」っていう言葉実はあんまり好きでなくて、いつも餅は農家が搗いてもそこそこうまいぞっていう気持ちで餅をついてます。多い時は1日何回も臼と杵で餅をつきますが、もはやうちは餅屋並みなんじゃない?という言葉が隣にいる妻から聞こえますが、餅屋さんにはとても聞かせられません。うちなんかまだまだです。

種採りも自分でやったら楽しいです。今年農家6年目ですが、長いやつはそれ以前から種採りしているのもあります。やればやるほど失敗も増えてきてますが、それを上回るぐらい楽しくなってきています。
だからちょっとぐらいなら「餅は農家、タネも農家」ってなってもいいじゃんって思ってます。

それはそうと、こんな農家を支えてくださってありがとうございます。この会に呼んでいただいただけでも、種市に参加させてくださっているだけでも本当に恵まれています。

どんな仕事でも大変なことってたくさんあるけど、別に注目されたり応援されたりってことってそんなにないんじゃないかなって思います。好きでやってんだったら苦労とか大変とか当たり前じゃん。儲かんないとかって言ってもそれ選んだの自分でしょ?って。
それでも今回のように「頑張ってください」って声をかけてくださる方がたくさんいる。。。。

今回僕が思ったのは、「この支援にどう応えるのか」
大事なのは支え合うことかなって思いました。(なんか言葉にすると軽いなー)
僕もお米、お野菜をもっともっと育ててたくさんの人の命を、地域の生き物の命を支えたいです。それが僕がいただいたこの応援に対する責任なのかも。
それに向けてうちは米、野菜、加工品も作っているんで、あなたの命を支えるセットを作れるのではと考えています。これは近いうちにまた紹介します。

あと、僕はタネを守るっていう感覚よりかは、タネ採りのある暮らしを守りたいって思っています。タネにこだわらないってのはこのあたりのことと思ってください。
その、人の営みを皆さんと一緒に守りたい、買っていただきたい。
うちも、ただ野菜やお米を売っているというよりは、暮らしや僕らがやっていること全てを皆さんに買っていただいていると思っています。
僕らの野菜やお米を買うといことは、僕らが育む田畑の生き物や僕らの生きた時間、タネを採るという文化を守ること。になるかもです!笑




これまでも種市は何度も開催されています。
果たして種市っていうのはただの祭りなんだろうか。何かがこのイベントで変わっているんだろうか。
僕は種市のために一年の計画を立てて、モチベーションにしています。あの会があるから頑張れる。そんな存在になっています。そして、たくさんの方に野菜やお米を買って食べていただける。その人の命になっている。光栄にも料理家さんにうちの野菜たちを扱っていただける。やっぱり嬉しいなー。
種市を通じて人生変わった人だっていると思います。僕も熱い人たちとたくさん出会えました。

あれ?でも、農家も八百屋も状況はそんなに変わってなさそうだ。良くなってる?
次種市があるとしたら、僕はマーケットでもっとできることないか考えたいと思います。お客さんとそのあとも続くような関係を築く工夫をしたい。その日だけで終わらない何かを。


そうそう、うちではタネのこうかん会というのを毎年開いています。
以前、、これは完全に主催側の僕の責任なんですが、第二回目だったか、一度タネを適当に勝手に持ち帰る方がいらっしゃったことがあります。自分の不甲斐なさを痛感しました。これが僕のやりたいことだったのかと。その、、、僕らもタネのことそこまで深く考えてなかったんだと気づかされました。

タネを守りたいって言っていたのは上っ面だけだったと自分を恥じました。
それからです。「やるならちゃんとやろう」って思ったのは。みんなで一緒にタネのこと考えていこう!たった一人で何十年もタネを守ってきた方だっていて、例えばそんな人に恥じないような素敵な会にしていこうと。想いを伝えなきゃ!工夫だってしなきゃ!と。
そして続けてきて少しわかったことは、タネが手から手へ渡った時に人はタネを慮る気持ちが深まるということ。


あとね、さっき「僕が農業やめたところで途絶える品種なんてありません。」て言ったんですけど、これって納得できました?タネ一粒一粒が生きてる命って意識したら、僕が辞めた段階でそれらはやっぱり死んでしまうんですよね。僕がタネ採ってる野菜はやっぱり僕のかけがえのない分身で、他には代えられない唯一無二の存在で、失敗したりもするけど頑張って育て続けていきたいって思います。


そして、この後はざっくりと心に残ったワードをつらつらと重ねて今号を締めたいと思います。長々ととりとめもない、浮き沈みのない内容ですみませんでした。面白かったでしょうか。
夜中まで必死になって言葉にして、ブログなんかに綴って何やってんだって感じですが、一回文章にしておかないとうまく消化できないと思って。
ふふふ、バカにしてやってください。
よーし、頑張ってこの時代を生き残ろ!それではまた!


人だよね
美しい農園
50年続けること
昔のタネとの関わり
タネは敵を作らない
その土地で採れたものを食べる幸せ
台所
なぜその土地にその野菜が残っているのか
中継ぎだから
男泣き
and more

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第9回タネのこうかん会 2016春 [種]

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タネのこうかん会2016春行います!
https://www.facebook.com/events/1674759202781387/


タネの交換を通して、農や暮らし、これからの行き方、タネを守ることについてみんなで考えよう! というのが趣旨でございます。

この会は皆さんに作っていただいております。ありがたいです。
企画のところでは1月に開催された『種市大学』の様子をお伝えできたらいいなと思っています。
あとはタネ採りなどなど現在企画中です。

タネには人の想いや物語がたくさん詰まっていると思います。例えば山奥でひっそりと守り続けてこられた、誰でも彼でもが出会うことのできないタネ。そのタネは何世代も大事に大事に蒔かれ、タネ採りされ続けてきた想いのつまったものだと思います。簡単にくださいなんて言えないよね。
タネの中にはそんな風に軽はずみに交換できないタネもあることでしょう。それらについてはもちろん元々の育て主のお気持ちを尊重していただきたいと思います。

それでもなぜ僕がこの会を開くのかをここに綴ります。
タネを大事にしたいという気持ちは、誰かからタネを譲り受けた時により強くなると僕は思っています。
そこにはそのタネと向き合ってきた相手の思いが詰まっています。苦労と時間とが伝わってきます。ぼくはこのタネのこうかん会を開いていなかったら、未だにタネを軽くみていたかもしれない。
そして、タネを通してつながる人の縁はものすごく強くて濃密で、そのおかげでぼくには大事に仲間ができました。それこそがタネを守っていく力になると信じているのです。



日 時:2016年2月27日(土)10:00から15:00(途中退室自由)

場 所:かえるすたいるYamada野菜宅
    〒891-2113 鹿児島県垂水市高城928

参加費 : 一組1,000円ケーキ工房familleの菓子とお茶がつきます

持 物 : 自家採種の種、その他交換物、お昼ご飯もよかったら

内 容 :1.自己紹介(名前、住まい、持参した種、欲しい種など)
   2.春の企画(現在企画中・イベントページにて情報公開)
   3.タネの交換(11:30には始めたいです)
     種がない方はなにか他のもので交換も大丈夫です。
   4.みんなでお弁当(よかったらみなさまご準備ください)

申 込 : 準備があるので2月25日(木)までにお申し込み下さい。
     申込時に持参する種の種類をお知らせください。
    一覧にして皆様に配布します。
     tel:09044396284
    email:issei1984@gmail.com
   Facebookのイベントからも参加申込できます

主 催 : かえるすたいるYamada野菜 ケーキ工房Famille 光farm

◉交換時のルール 
ー以下を相手と共有する
⑴品種名
⑵誰からもらった種
⑶何年種取りしたものか
⑷特徴、播種期

・タネのこうかん会はただタネを交換するだけの会ではなく、そのタネにまつわる物語や想い、
 どんな人から受け継いだタネなのかということも一緒に交換していただきます。
・タネを大事にできるように無料で配布することはできるだけ控えてもらっています。
 (みなさんそれぞれ時間と労力をかけてタネ採りをされています。それにタネがタダだと
 交換後大事に大事に育てようという気持ちが薄れることもあるかもという思いからです。)
・タネとタネを交換、もしくはタネと”なにか”を交換、もしくはこちらで発行している「タネチケット」
 とタネを交換することをお勧めしています。が、あくまでも強制ではありません。
・タネをお持ちになられる方はだいたい1度の交換で300円分のタネと思ってご持参ください。
 袋に小分けして持ってきていただいても、その場で小分けにしてもどちらでもいいと思います。
・タネチケットは当日1枚300円で配布しています。
・タネチケットはおかえりの際に1枚で300円に換金しておかえりください。



そして、これまでのタネのこうかん会のことも振り返ってみると面白かったので、ここに紹介しておきます。第2回、第1回はブログで報告していなかったみたいなので、リンクなしです。

第8回の様子
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2015-08-31

第7回の様子
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2015-02-09

第6回の様子
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2014-09-02

第5回の様子
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2014-02-24

第4回の様子
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2013-09-11

第3回の様子
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2013-02-26

種市 男たちのタネ会議に参加して2015/12/5,6 [種]

例のごとく、いつも通り、種市後のブログは長いです。
お時間があればお付き合いください。

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種市、吉祥寺から帰ってきました。(ってもうすでに一週間が経とうとしています!さすが師走!)

スタッフの皆さん、料理家の皆さん、農家の皆さん、全てのお客様、手伝いに来てくれたノノちゃんと、りうこさん、そして山田を種市に参加させてくださった高橋さん、奥津さん
本当にありがとうございました。

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種市に参加させてもらって3回目。昨年の冬の種市(第三回のやつです)で奥津さんに無理言って参加させてもらって本当に良かったです。それがあってここまで農家としてもやってこれた気がします。

今回も全ての料理を食べたかったし、パンもお菓子も食べたかったですが、ドタバタしてしまって気が回らず買いそびれてしまったものも多数。。。本当に食べたかった。次回は妻もきっと一緒に行って、ゆっくり見て回る時間もとりたいです。

男たちのタネ会議

やっぱりまずは僕の心に大きな風穴を開けた(良い意味です)「男たちのタネ会議」のことをここで書かないわけにはいけません。
でっかい穴開けられたなー。
二日間、同じメンツで濃い〜濃い〜(鹿児島弁では”こゆごゆ”と言います)時間を皆さんと過ごしました。参加された方で詳細にメモを取られていた方がいましたが、今となっては僕も細かくどんな話があったのか覚えておらずそのメモを見てみたいという気もしています。でもやっぱりこうやって書いてるとポツポツと思い出すものですね。

二日間ともに参加された方もいるでしょうけど、1日だけの方もいると思います。いかがだったでしょうか?二日目は満員御礼で男たちはスタンディングでの二時間半になりましたが、あっという間に時間はすっとび、熱い熱い話が飛び交いました。僕はといえば、まともな話も少しはできたとは思うのですが、それでもありのままのお話しをさせていただけたと思います。
少しでも今の気持ちが伝わっていたら嬉しいです。終了後にお声をかけてくださった方もありがとうございます。

僕が印象に残った話をここに二日間を区別せずメモしておきたいと思います。違ってたら訂正連絡ください。あんまり公表しなくていいかもという内容は記してません。矢印は僕の感想です。

蒜山耕藝 高谷さん http://hiruzenkougei.com/ 
・プロでタネ大事といっていながら、だけどありえない凡ミスもあった。
 ⇦本当にうちも思い当たるところあり、相槌しまくりで見苦しかったでしょうか。
・土居分小菜の本当の姿
・くどの話。立地や形態、うまくいってるのか、そのチャレンジの話。
・見学や視察の話
・栽培品目も絞っている。ある時期にはその野菜しか食べない時もある。
・三町やってる時の夏の草刈りの話
 ⇦一町でいっぱいいっぱいの僕からすると驚愕の広さ。そんなにたくさんやってたらたくさんお米も
  あって、たくさん儲かってるのかなー。と思いきや。
・うまくやっているように見えるが、経営的には苦しい!!
 ⇦えええ!?とはいえ、米中心に野菜や加工品を作っている蒜山さんはうちと形態は似ているので、参考
  になる話ばかり。くどの役割はなるほど、オープンな場として活用しているし、立地とか関係なくチ
  ャレンジの場にもしているんだな。高谷さんのブレない姿勢と本当に真摯に土と向き合っている姿勢
  に、身が引き締まりました。本当に納得いくものを食べてもらいたいというのが伝わってきました。

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Cosmic Seed 田村さん http://ameblo.jp/synagy/
・今年はアルバイトさんを雇った!!常時雇用ではないが4人も!
・今年から認定新規就農者になれた!
・在来種のタネを販売することもやっていきたい。
・今年は病気で一時期ダウン
・販路は個人宅配からレストランやハブとなるお店への卸へ!
・売り上げは昨年の6倍になる月もあったが、収入はそれほど増えてない。
 ⇦うちも来年以降、人を雇うなんてことも考えていきたいと思っていた矢先の雇用情報。正直椅子から
  落ちそうになりました。売り上げ6倍!販路も絞って効率よく回している様子が伝わってくる。
  うちはなんて不器用なんだろー。僕にも「体は大事にね」と気遣っていただきました。同じ方向向い
  た仲間の存在や、タネの販売を考えていると言った時の熱い眼差しにやられました。

宮本農業 宮本さん http://seedsaving.jp/index.shtml
・小糸在来の枝豆の話
・人参ジュースの話
・地域の今年の新規就農者の数(確か20人とかでしたっけ?すご!)
・今年も一時期働けない時期があった
・小糸在来を守るのに方法はいくつもあって、いろいろなアプローチをしながらっていうこともできる。
 そのことに気づいてからすごく心に余裕が出た。こうでなくてはいけないということはない。
 ⇦家族を守るためにやれることをする。家族が守れない農業では続けていけないとなんだか思いまし
  た。宮本さんは僕にない視点で農業を見ることができるので、話を聞いていると視野が広がるなー。
  もやもやの一日目、そこから吹っ切れた!を感じさせる二日目の話になんか感動してんですよね。

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池松自然農園 池松さん http://www.ikematsu-noen.jp/
・一日目遅れての登場そして、珍しくシャツ!笑(初めて見た!!)
・芥屋カブと津田カブの話 津田カブはブランド化してて全国に流通。栽培者も誇りを持ってやってる。
 津田カブの方が綺麗。そして、タネをいただいた。
・今年度で就農給付金が終わる
・週に20件宅配!
・週の大半を出荷作業にあてて、一日は作業日で日曜日は家族の日
・毎日新聞作文賞(?)をもらった
・意外にも野菜などを食べてもらうようなイベント日のようなものをしたいという話し
・九州からの参加者をこの種市につなげたのは池松さん
 ⇦やっぱり池松さんは自分の中に芯を持っているなー。毎度だけどあんまりマーケットでは売ることに
  力点を置いてなくて、この男たちに会うのを楽しみにしてきているのが伝わってくる。僕にとっても
  一番のライバルであり、一番の兄貴でもあります。(勝手に僕が思ってるだけですよ)

かえるすたいるYamada野菜 山田一生 http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/
僕何話しただろ?
・今年の三月で新規就農給付金が終了。気持ち的にはこれに頼りたくなかったが、実際もらえなくなった
 時に「あ、結構頼っていたな」と実感。
・来年以降は人を雇えるかが課題。一緒にやっていける仲間が欲しい。あと、欲しいものがあってそれが
 今のまんま夫婦で一杯一杯働いていたら手に入れられないので。
・桜島大根を今年高橋さんに背中を押されてようやく種をまけた。誰かのために初めて種を蒔いた。
・みんな「これは」という種を育てている。自分もそんな一番思いを込められる種を探したい。
・Yamada野菜という名前のくせにお米ばっかり育てていると池松さんからツッコミ



高橋さんの野菜の物語を伝えたい情熱にいつも傾倒、そして今はもう東京じゃないなという気がしているとなんとなくこぼしていました。奥津さんの「雲仙か福島かな」発言も結構僕にとって「ぉー!」ってなった。
それらもひっくるめて二日間、計5時間以上にわたる男たちのタネ会議の感想。

僕が種市に参加する一番の目的はやっぱりこの場。
自分が思ってることを好きなように発言しても許され、周りの先輩たちの命をかけた戦いの話しを聞ける。そして、なんだか自分がもっともっと高い場所に行けるというか、「これがやりたい」とかっていうこととか、ワクワクすることもっとやっていきたいって思えるんですよね。
確かに答えなんて出なくて、野菜の消費は減っていく一方だし、岩崎さんですら苦しいという言葉が出る時代に僕らは百姓になって、命のやり取りを生業にしている。それを続けていくのに必死になってる。
このトークではいろんなモヤモヤ生まれてそれが解消されることなんてないし、トークを聞きにきている人にしてみたらモヤモヤ話しを聞かされてもっとモヤモヤされているかもしれません。
でも、考えることをやめたら多分モヤモヤも生まれない。

考えんときっといけん。(急に広島弁でてきた)

オーディエンスの皆さんもきっと男たちの話しを自分事と重ね合わせて聞いてくださったと思います。
お金なんてないし、家族にも苦労をかけてるし、周りは大規模化の波、有機は下火になってきて、農地は荒れ放題、獣害も明らかに増えてるし、天候なんて分かったもんじゃない。経験は少ないし、野菜は余ったり足りなかったり、周りの農家さんとの問題もあるし、近所に仲間もいない、タネは交ざる、クレームいただいたときは本当に一日動けないぐらい沈むし、もっと発信したいけど毎日の仕事に追われる。

なんかねー、「それでも」って思えるんですこのタネ会議に参加すると。
それでも、って

毎回種市が終わった後の種まきがなんかいいんですよね。
今回は麦を蒔いてます。
なんかやっぱり未来の風景が頭に浮かんできて、春先のあったかい日差しを受けて青々とした麦の葉が風にそよいでる姿を見たいんですよね。
家族みんなで麦踏みしてね。

それが次の種市につながっていくことを想像して、またワクワクしたいと思います。



マーケット

うちの商品もたくさんの方に買っていただきました。
ありがとうございます!二日目はお野菜がなかなか届かず、キチムとヒトトを何往復もしてなんとか間に合って、オープンにこぎつけました。(間違って荷物をキチムに送っちゃうというね。ありえない凡ミスが背景にあります)
お米が完売して本当に嬉しかったです。

今回は冷水さんとヒバリさんと今井さんにうちの野菜などなどを使っていただきました。
こんな名誉なことないよ。すごい。モノを送るときはめっちゃ緊張しました。
冷水さんんと今井さんのは食べられず本当に残念。そしてヒバリさんにピビンパ
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ちなみに朝日は種市限定だったのでもう在庫ありません。購入できた方ラッキーです!
今回の売り上げ目標は30万円でした。
帰ってから売り上げをきちんと計算すると28万円ほどでした。
うちではイベント出店での売り上げが、年間売り上げの結構な割合を占めています。(どんだけ普段売ってないんだというツッコミも大歓迎です)
今回の売り上げで今回の種市の経費や今年の田んぼの借り賃などなどの支払い、来年の投資ができそうです。
売るというテーマもあった今回の種市。なんとかたくさん買っていただいてよかった!

ですが!!
やはりうちの商品のレイアウトの酷さ。これまでは好き放題木の箱など使ってうちらしさでまとまりを出してきましたが、今回は使える道具は商品を入れていた段ボールのみ。
こうやってみるとまとまりのなさが露呈です。次回頑張ります。。
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須藤さんいい感じ
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専門時代の盟友。ヒトト賑わってます。
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おささ馴染みのかっちゃんも来てくれた!ありがと!スイーツ美味しかった
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関係者うちあげ ヒトトラスト(いや、また行きたい)
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僕が誕生日だったこともあり、サプライズでお祝いの歌と豆乳プリンの贈り物が!!こんな自分のためにみなさん本当にありがとうございます。素敵な31歳の幕開けとなりました。本当嬉しかったな。
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祭りの後
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左の人はヤクザじゃないですよ!池松さんです。

やりました、かごしまタネのこうかん会2015夏 [種]

先日、第8回目のタネのこうかん会を行いました。

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いつもながらイベントが無事に終わるとホッとしてしまい、力が抜けてしまいます。
今回はいつも通り我が家で行いました。
やっぱりタネ採りしている空気感が感じられる場所でということで元どおりに!
その様子を少しでもお伝えできたらと思います。

おあつらえ向きに今日の鹿児島は前線の影響でなかなかの雨模様、しかも夏の疲れが出た息子たちが交代々々にお熱模様なので、こうやってブログを更新です。

今回は雨の中の開催でした。
みなさま天気の悪い中、本当にありがとうございます。
それでも30名以上の方が集まってくださったので嬉しかった!夏の開催はみなさん忙しくてなかなか時間を作るのも大変だったことと思います。
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今回はこのような内容で行いました!
①自己紹介 
②広げようこうかん会:私たちのこうかん会のノウハウ伝えます
③タネ採りワーク:大根とかぼちゃ 
④食べ比べ:鹿児島葉ネギ、芋茎(ずいき)、バターナッツかぼちゃ、極早生乙女スイカ
⑤その他質問など
⑥種の交換 ※タネの交換のルール説明
⑦自由解散


最初のあいさつではこのようなことをもっともらしく、えらそうに喋ってしまいました。
すみません。でも、もっと素直に思ったままにタネと向き合っていけたらとも思います。
以下内容です。

宮崎の平家の落人が逃げ延びてきた椎葉村には椎葉クニ子さんという方がいます。もう50年もその方が毎年タネをとってきて守ってきたタネがあります。(雲仙の)岩崎さんですらもちろん軽はずみにタネを分けて欲しいということは言えなかったけど、一緒にタネを採っていたら「持って行きな」と言われたんだそう。そのタネは本当に大事に守っていかなければいけないと思ったそうです。
そうやって守られてきたタネは軽はずみに交換できないこともあることでしょう。そういったタネについてはもちろん元々の育て主のお気持ちを尊重していただきたいと思います。

それでもなぜ僕がこの会を開くのか。
ぼくはタネを大事にしたいという気持ちはタネの交換を通してしか深まらないと思っています。交換したタネというのはネットで注文して誰が育てていたのかわからないタネとはまったく重みが違います。そこには何年もそのタネと向き合ってきた相手の思いが詰まっています。苦労と時間が伝わってくるのです。ぼくはこのタネのこうかん会を開いていなかったら、未だにタネを軽くみていたかもしれない。
そして、タネを通してつながる人の縁はものすごく強くて濃密で、そのおかげでぼくには大事に仲間ができました。それこそがタネを守っていく力になると信じているのです。

という原稿を用意していました。


②広げようこうかん会:私たちのこうかん会のノウハウ伝えます
ここではこれまで行ってきたタネのこうかん会のノウハウをみなさんにお伝えして、どんどん広げていこう!という理念のもと、プログラムシートというものを作ったので、それの紹介でした。
これ、また改めてどこかで紹介したいと思いますが、ここでも公開します。
どんどん、使っていただけたらと思っています。
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③タネ採りワーク:大根とかぼちゃ
そして、タネ採りワークでは大根のタネ採りをみんなで行い、かぼちゃのタネ採りを紹介しました。雨だったので部屋の中で。
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在来野菜の味見もしてみました。ズイキおいしいなー。極早生乙女スイカは未熟で白かったです。なので市販のラビットスイカ(赤い方)をみなさん食べてました。中にはこのタネを持ち帰る人も。
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やっぱり実際に食べるというところがお野菜の本質ですよね。
在来のお野菜を守っていく意味を食べることで感じられたらと思います。
鹿児島葉ネギおいしかった!

それと、この会には必ずついてくるタネにまつわるスイーツをここでご紹介!じゃん!
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今回はエクレア!
なんと山田家の小麦と堀添さんの糖蜜、パティシエshimoのサツマイモということで、主催三人のコラボお菓子となったのでした。こんなことはじめて!すっごい美味しかった☆


その後はそれぞれで自由に交換タイム。今回もタネチケット活躍していました。
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苗もいろいろ集まっていました!やっぱり苗も集まるといいですね!!小道さん及川さんありがとうございます。
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うちからはこのようなタネを準備しました。
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また、今回も夜の会をセッティングさせていただき、泊まりたい方には泊まっていっていただきました。
やっぱりみんなでおいしいものをいただくのは最高の幸せです。いろんなお話しできて楽しかったー!写真なし!!
いやー1日中楽しく過ごせました!本当にこの会を開いてきてよかったです。

そんな宴の後。
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夏の終わりを感じる、秋雨の午後。これからどんどん日が短くなりますね。
残った大根のタネ採りを夫婦で
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そして、これまでのタネのこうかん会のことも振り返ってみると面白かったので、ここに紹介しておきます。第2回、第1回はブログで報告していなかったみたいなので、リンクなしです。
第7回の様子
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2015-02-09

第6回の様子
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2014-09-02

第5回の様子
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2014-02-24

第4回の様子
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2013-09-11

第3回の様子
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2013-02-26

かごしまタネの こうかん会 2015夏 [種]

かごしまタネのこうかん会 2015夏やります!
こちらもどうぞhttps://www.facebook.com/events/930719800320988/

かごしまタネのこうかん会2015夏.jpg

今回もこんなことを趣旨として行いたいと思います。
「固定種や在来種の交換を通して、これからのタネのことや農、暮らしなどについてみんなで考えよう!」

今回でこのタネのこうかん会は8回目になります。
いやーなんとかここまで続けてこられました。
それもこれもみなさまのご協力のおかげです。今回もたくさんの素敵な方が集まることと思い、本当に楽しみにしています。

前回はタネに関する映画ということで、ヴァンダナシヴァの「いのちの種を抱きしめて」を上映いたしました。今回はもうちょっとワークショップや情報の交換、タネの交換にウェイトを置きたいと思い映画の上映は行いません。
また、会場も前回はちょっとチャレンジでいつもと違う場所で行ったのですが、やはりタネ採りが普段から行われている場所で開催する方がこの会の趣に合うということで、いつも通り山田家で行うことになっております。お間違えのないように気をつけてください。

また、長崎のタネ採り篤農家の岩崎さんがおっしゃられていることを胸にこの会を行えたらといつも思っています。
タネには人の思いや物語がたくさん詰まっているものだと思います。中には山奥でひっそりと守り続けてこられた、誰しもが育て得ることのできないタネもあります。
タネは姿形は変えながらも何百年にもわたる生命の物語と人々の苦労と思いが詰まった私たちの宝ものです。軽はずみに交換できないタネもあることでしょう。それらについてはもちろん元々の育て主のお気持ちを尊重していただきたいと思います。

それでもなぜ僕がこの会を開くのかをここに綴ります。
ぼくはタネを大事にしたいという気持ちはタネの交換を通してしか深まらないと思っています。交換したタネというのはネットで注文して誰が育てていたのかわからないタネとはまったく重みが違います。そこには何年もそのタネと向き合ってきた相手の思いが詰まっています。苦労と時間が伝わってくるのです。ぼくはこのタネのこうかん会を開いていなかったら、未だにタネを軽くみていたかもしれない。
そして、タネを通してつながる人の縁はものすごく強くて濃密で、そのおかげでぼくには大事に仲間ができました。それこそがタネを守っていく力になると信じているのです。

日 時:2015年8月29日(土)10:00から15:00(退室自由)

場 所:かえるすたいるYamada野菜宅
   〒891-2113 鹿児島県垂水市高城928

参加費:一家族1,000円ケーキ工房familleのお菓子と
    お茶がつきます(お菓子追加は+500円です)

持 物:自家採種のタネ、その他交換物、お昼ご飯

内 容:
1. 自己紹介(名前、住まい、持参した種、欲しい種など)
2. 夏の企画
(現在企画中。facebookのイベントページでも更新いたします。いまのところは以下のような内容となりそうです!)
  *前回話が出ていたシードバンクについて!
  *タネのこうかん会をどんどん広げていく企画!
  *夏野菜、秋冬野菜のタネ採り!
  *夏野菜の食べ比べ!
3. タネの交換
  *タネがない方はなにか他のもので交換してもいいです。
4. みんなでお弁当(よかったらみなさまご参加ください)

申 込:
準備があるので8月27日(木)までにお申し込み下さい。
できたら申込時に持参するタネの種類をお知らせください。 一覧にして皆様に配布します。
tel:09044396284
email:issei1984@gmail.com

主 催: かえるすたいるYamada野菜 ケーキ工房Famille 光farm

・タネのこうかん会はただタネを交換するだけの会ではなく、そのタネにまつわる物語や想い、どんな人から受け継いだタネなのかということも一緒に交換していただきます。

・タネを大事にできるように無料で配布することはできるだけ控えてもらっています。(みなさんそれぞれ時間と労力をかけてタネ採りをされています。それにタネがタダだと交換後大事に大事に育てようという気持ちが薄れることもあるかもという思いからです。)

・タネとタネを交換、もしくはタネと”なにか”を交換、もしくはこちらで発行している「タネチケット」とタネを交換することをお勧めしています。が、あくまでも強制ではありません。

・タネをお持ちになられる方はだいたい1度の交換で300円分のタネと思ってご持参ください。袋に小分けして持ってきていただいても、その場で小分けにしてもどちらでもいいと思います。

・タネチケットは当日1枚300円で配布しています。

・タネチケットはおかえりの際に1枚で300円に換金しておかえりください。

◉交換時のルール 
ー以下を相手と共有する
⑴品種名
⑵誰からもらった種
⑶何年種取りしたものか
⑷特徴、播種期


以前の種の交歓会の記事はこちらです
第7回 http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2015-02-09
第6回 http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2014-09-02
第5回 http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2014-02-24
第4回 http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2013-09-11

種のこうかん会 2015春 [種]

2015年2月8日(日)『種のこうかん会2015春』を開催いたしました。

今回もたくさんの方にお集まりいただきとても充実した交歓会ができることが出来ました。
お忙しい中、みなさまありがとうございました。


今回はいつもと場所を変えまして、『森の駅たるみず』での開催でした。
実は我が家の納屋をちょっと改装してしまったため、スペースを確保できず今回は場所を変えてみました。みなさま、どうだったでしょうか??

さてさて、今回も初の試みがたくさんの交歓会になりました。
一つずつ紹介していこうと思います。

まずは自己紹介からです。いつも、この時に自分の持ってきた種の紹介や欲しい種などを発表してもらいます。
この時間を逃すと楽しみ半減です。
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次にヴァンダナ・シバァの「いのちの種を抱きしめて」の上映会をしました。
種のこうかん会にぴったりの内容だったのではと思います。種について考えることって種だけに収まらない、とっても深いけれどやっていくことは単純。そして、シヴァさんの言霊の凄さにびっくり。
やっぱりやってる人は違うと思いつつ、私たちもやっていかなくてはなと思いました。
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映画の後はこちらも初の試み、在来の野菜の試食会をしました。
光farmさんからはテツかぼちゃの食べ方比べです。生のまま、味噌漬け、煮物で食べ比べてみました。
どれも美味しかったですが、わたし的には味噌漬けがたまらなく美味しかったです。
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yamada野菜からはお米の食べ比べです。
私たちが種をつないでいるお米三種類を準備して食べ比べてもらいました。ヒノヒカリ、ササニシキ、ハッピーヒル。でも、炊くのを失敗してしまったため、味の違いがかなり分かりにくくなってしまいました。ほんと、申し訳ないです。
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食べ比べをしながらこれも初!!昼食タイムです。今まではお昼には解散という流れでしたが、今回は上映会があったため開催時間を長めにしてみました。
みなさんが種を繋いでいるのもで作ってきたおかずで、おかずのこうかん会になりました。
それぞれ、美味しくて楽しい時間になりました。
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食後のデザートはケーキ工房familleの美味しいケーキです。いつも、本当に心が込もっていてとても美味しかったです。
今回はyamada野菜のぶんたんに小麦から手作りの全粒粉タルト。
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オーガニックチョコに自家栽培いちごのタルト。
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どちらも本当に美味しかったです。おかわりで購入していく方もいました。

そして、最後に今回の主役、種のこうかんを行いました。
交換と話に夢中になりすぎて写真撮るのを忘れてました。
今回は50種類の種が集まりました。
以前にここで交換した種を繋いで、持ってきていただいた方もいて種が繋がれていること実感できることが出来ました。
とっても素晴らしく、うれしいことです。

次は8月です。今回の反省もふまえ、またたくさんの方に集まっていただけるよう頑張りたいと思います。
そろそろ、種まきの季節です。ドキドキ、ワクワク。農家にはたまらなく楽しみな季節の始まりです。

種のこうかん会2015春 in かごしま 2015年2月8日(日) [種]

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種のこうかん会 2015 春 in かごしま 2015年2月8日(日)を開催します。

固定種や在来種の交換を通して、これからの種のことや農、暮らしなどについてみんなで考えよう!

この種のこうかん会はこれで7回目となります。一年に2回開催しているのでこれで4年目に突入したことになります。この会はみなさまが参加してくださって成り立っているので、ここまで続けてこれたことに感謝です。
いつもは我が家で種のこうかん会を開催していたのですが、今回は「ヴァンダナ・シヴァのいのちの種を抱きしめて」の上映会をすることになり、もうちょっと鑑賞しやすいスペースでということで場所がうちの近くの「猿ヶ城渓谷 森の駅たるみず」(※注「道の駅たるみず」ではありません)という場所に変わっています。
また、いつも昼食をみんな食べず、ぶっ続けの会でやってきたんですが、今回はみなさんにお昼ご飯を持ってきてもらって途中お昼ご飯時間を設けたいと思います。
今回ももちろん「ケーキ工房famille」のお菓子も準備予定です。


ぼくは種のこうかん会をしてきて、本当に種について理解が深まってきたと感じています。
人から受け継いだ種の重みは一生ものです。
この会を開くまで、どんな心持ちでこの会を開くのか自分でもわかりませんでした。
会を重ねるうちにみんなで種について考えを深めるにはこの種のこうかん会がとっても大事なんだと思っています。
それは、人から受け継いでこそ、種の重みがわかるから。
種の交換を通してこそ、人は種の大事さがわかるのだと思います。
そのために、よき種のこうかん会を実施できるよう努めたいと思います。


種のこうかん会はただ種を交換するだけの会ではなく、その種にまつわる物語や想い、どんな人から受け継いだ種なのかということも一緒に交換していただきます。
そして、種を大事にできるように種を無料で配布することはできるだけ控えてもらっています。(種の価値をさげないで)(種がタダだと大事に大事に育てようという気持ちが薄れることもあるかも)
できるだけ種と種を交換、もしくは種と”なにか”を交換、もしくはこちらで発行している「種チケット」と種を交換することをお勧めしています。が、あくまでも強制ではありません。

種チケットは当日1枚300円で配布しています。
種チケットはおかえりの際に1枚で300円に換金しておかえりください。
種チケット順繰り図を前回小岩さんに作っていただいたのでこちらに掲載します。
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種をお持ちになられる方はだいたい1度の交換で300円分の種と思ってご持参ください。袋に小分けして持ってきていただいても、その場で小分けにしてもどちらでもいいと思います。

日 時 : 2015年2月8日(日)10:00から15:00

場 所 : 猿ヶ城渓谷森の駅たるみず
   〒891-2111 鹿児島県垂水市新御堂1344-1

参加費 : 大人1,500円 ケーキ工房familleのお菓子とお茶がつきます

持 物 : 自家採種の種、その他交換物、お昼ご飯

内 容 :
1 自己紹介(名前、住まい、持参した種、欲しい種など)
2 ヴァンダナ・シヴァのいのちの種を抱きしめて 上映会
3 みんなでお昼ご飯
 ※農家の方で固定種野菜の料理を少し多めに用意してもらえると周りの人も
  食べられて素晴らしいかもしれません。
4 その他(現在思案中)
5 各自種の交換
 ※種がない方はなにか他のもので交換してもいいです。

申 込 : 準備があるので2月5日(木)までにお申し込み下さい。
申込と一緒に持参する種の種類をお知らせください。一覧にして各自に配布します。
   
   Facebookのイベントページからも参加申込OK

主 催: かえるすたいるYamada野菜 ケーキ工房Famille 光farm

◉交換時のルール 
ー以下を相手と共有する
⑴品種名
⑵誰からもらった種
⑶何年種取りしたものか
⑷特徴、播種期


以前の種の交歓会の記事はこちらです
第6回 http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2014-09-02
第5回 http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2014-02-24
第4回 http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2013-09-11

秋の種市 and 種市大学に参加させていただきました!2014年秋 [種]

秋の種市が開催されました
http://www.organic-base.com/topic/tane/

相模湖・藤野でのワークショップ満載のマーケット
http://www.organic-base.com/topic/tane/program/program_11_9.html

おなじみ!?吉祥寺でのマーケットandフード!
http://www.organic-base.com/topic/tane/program/program_11_15.html

そして、一日限定の種の市民大学「種市大学」
http://www.organic-base.com/topic/tane/program/program_11_16.html

写真はこちらにたくさん!
https://www.facebook.com/taneichi.at.kichijoji


今回僕は吉祥寺のマーケットと種市大学に参加させていただきました。

一週間かけてお野菜やお米を準備しました。
夜中に菊芋を掘ったりカワヒコ、親食い芋の収穫をしたり、大根なども掘りました。
無音と暗闇の中、自分の吐息だけが聞こえる畑。野生の猪にでもなったような感覚。
そして、料理家さんがうちのお野菜を使ってくれる!という嬉しさ。
夜中にもかかわらずものすごい楽しい作業でした。
それを種市のフードで使っていただくため、事前に発送!
ヒバリさんのコチュジャン最高に美味しかったなー。うちの羽二重餅を使ってもらっています。

かえるすたいるYamada野菜のブースはこんな感じ。
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羽二重餅の玄米餅は最高に美味しいと自信満々でもってきました。
お野菜は送るの大変だったので、ちょっと控えめ。
車で来ればたくさんもって来れたし、もっと新鮮なものを持って来れたから次回はやっぱり車で来よう笑

あとは、三年熟成生醤油(一番搾り)や柿酢、赤米酢、柿茶、よもぎ茶、南高梅の梅干、梅酢。
加工品の許可をたくさん今年はとったので、これでもかと持ってきました!

そしてやっぱりお米もね!
古代米は赤米、緑米、黒米を持ってきました。香り米は今年はダメだったんです。
何人かの方に香り米ないの?と聞かれました。すみません!来年はきっと!
あと、ササニシキはやっぱりはずせません。
そして今年から栽培している「亀の尾」ももってきましたよ!種市だからこそ亀の尾を準備させてもらいました!

お野菜は日野菜蕪や宮重大根、山田ねずみ大根、みそ菜、赤リアスからし菜、菊芋、カワヒコ、親食い芋などをもってきましたよ。うちの長男も頑張ってお手伝いしてくれました。あと、ノノちゃんも強力な助っ人として参戦してくれました。

怒涛の初日がヒバリさんのピビンバを食べる間も無く終了。
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種取り農家は疲れ切った様子で次のトーク会場に行くか行かないかで悶々している笑
お腹減ったので僕はTOKYUの裏のスタバの外のテーブルでヒバリさんのピビンバを「いただきまーす!」
やっぱ東京は寒いね。宮本さん(http://seedsaving.jp/introduction.html)の車にジャンパーを置いてきたことを猛烈に後悔。
凍えながら、暖かいスタバのコーヒーを手にとりながら、ご飯の上に丁寧に並べられたお野菜、本当につくりての優しさがにじみ出るような美味しいピビンバをほおばりました。嬉しくて、美味しくて泣きました。ここ数日、蓄積された疲れが癒される一食となりました。
ヒバリさんありがとうございます。http://hibarigohan.com/

その後、もちろんトーク会場へ。
池松さん、中村君!つむぎやさんからたくさん熱いメッセージが送られていましたよ。http://www.ikematsu-noen.jp/
農家さんと料理家さんのつながりがこの種市でどんどんつくられていることに可能性を感じた夜でした。



さて、翌日の種市大学へ向けて藤野へみんなで出発!!
あれ?ぼく荷台ですか?
車に揺られて一時間。もちろん時間は日付がかわらんとする頃、素敵でかわいい小学校へ到着しました。
夜は夜で男たちの熱いトークが!!男たちのタネ会議への伏線が張られた夜のタネ会議でしたね。

種市大学の写真はいくつか撮っていました。
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やっぱ須藤さんかっこいいな。
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これ小学校の廃校ですよ?どうですか!これ!
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お昼はオカズデザインさんのカレー!!http://blog.okaz-design.jp/
うちのお野菜も使っていただきました。そして醤油絞った後の醪も!!
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付け合わせももちろん田村さんや池松さんのお野菜などなど。
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ああ!お代わりするのも忘れるほど美味しかったんだ!今頃おかわりなんでしなかったんだろうって後悔…。ああーーー。

昼食後、「あれ?あれってもしかして僕が送った落花生じゃ…」
目の前にせっせと夕食用に落花生の殻をむく男の方2人。
考えるよりも先に体が動いていました。
「あの、手伝わせていただいてもいいですか?」
それから15分ほどでしたが、一緒に殻剥きできてよかったです。
夕食の後、そのお二人はその日ほとんど殻剥きしていたとあとで教えてくれました。ブワッとなにかがこみ上げてくる。「あれ、ぼくが送った落花生だったんです」
お二人は「親切な人だなー!」と、その時は思ったって言って笑っていました。
少しでも手伝えてよかった。


ずっと室内でお話しだったから、午後の神事は結構ぴったりだったかも。食べた後って眠くなるし、四股もふんだから午後眠くなかったかも。
神事とか、お祭りとかって田んぼやり始めてからすっごい腑に落ちるところがある。すべて稲作や穀物の栽培とつながっている。面白いなー。
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夜ごはん先に紹介しちゃいます!
だって最高に美味しかった!もうずっとずっと食べていたかった。いまも食べたい。みんなであの場を共有できるって本当にすごいことだな!奥津さんも高橋さんもこれがきっと今回一番やりたかったことだろうな!って思った。そして、参加されたみなさんも多分これが一番楽しみだったはず。そんなみんなで最高の打ち上げ。
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男たちのタネ会議では高橋さん、吉村さん、宮本さん、池松さん、山田で熱い熱いお話し。
熱いはずなのに、部屋がみるみる寒くなってきてトークの行方もどんどん救いがないような方向へ。
でも、不思議とストーブに火が入ると、あれ?なんだかトークもウォームな方向へ!不思議ですね。

宮本さんは小糸在来を食べて美味しかったことがきっかけになったとか。
今年は人参のジュース製造に取り組まれたそう。でもバイトもして、副業もあってなんとか回っているとのこと。しっかり経営されてそうなのに、宮本さんでも結構厳しいんですね。
端境期とか、今年は特に消防団の操法のせいでお客さんが離れてしまったらしいです。
あとで知りましたが、僕も含め今回参加したほとんどの農家さん消防団に入っているんだって。こんなことも大事だよね。タネも地域のことも守る農家!
しかし、こんな生身なお話しが聞けるこの会議、すごい。。そして、なんとタネ採りし始めてから子宝に恵まれたんだそうです。なんかつながってんすかねー。

池松さんは奥さんのつわりがあり、今年はてんてこ舞いだったとのこと。
いまの持っている力すべてをだしても、今の面積を回すのが精一杯ということでした。
やはり機械とかも欲しいけど、うちら新規就農者って生活費稼ぐのでいっぱいいっぱいでトラクターとか買えないんすよ。でも、どうにかせんといかんのですが。
タネとのはじまりは、自分の野菜を作りたいと思ったからだそうです。自分の畑にあった自分の畑での一番美味しいお野菜をタネをとっていくことで、そんな理想の野菜に近づけたいということでした。あとでチラッて言っていましたが、勤めていた時期は子供を見る時間もなく働いていて、子供の本当の親になりたいということで、仕事を辞め、家族が一緒にいられる時間が多い農業の道に進まれたということとものすごくつながっている気がします。

僕がタネを意識し始めたのは、岩崎さんの本と出会ったことと、経費がかからなくてすむからとお話ししました。
本と出会ったのはナチュラルハーモニーのプランツ(当時は倉庫みたいなところ改造してやってましたよね)で。その時岩崎さんのお野菜見て、「すっげー!」って思ったんですよね。

かっこよかった。

多様性があって、生きてる感じがした。
生き物も多様性があってこそ面白いし、豊かということをこれまで生きてきて感じていた。
お野菜もそうだった。

そして、タネを買うお金がなかった。タネって結構高いんですよね。
大量に必要なら自分で採ればいいじゃんということで種採りはじめました。
他の二人とくらべてなんとも面目ない理由で申し訳ないです。

あ、僕もまったくお先真っ暗の経営状態で、今年なんか第四子が産まれたことでなんにもまわらなかった上に、いろんなお話しが舞い込んできて、人前でお話しする機会をたくさん得たと同時に、作業に追われまくって今年は夫婦ともに忙殺されました。妻はそれがたたって体を壊すという負の連鎖。
来年はもっと生産に集中するつもりです。ただ、加工品をつくれるようになって少し安定化に向かって舵をきれるかもしれません。

高橋さんも厳しいという話をいただきました。
バイトもしてるんだ…。
え?あの岩崎さんも厳しいと!?
なんてこった。。。あの岩崎さんですら!?

でもね、やっぱり在来のお野菜のかっこよさ、それらを生産している人のかっこよさが高橋さんを動かしているだろうなと思います。もちろん僕たちも。

というか、効率とか経済とかが優先の人はタネのこととかやってらんない。あの場にあつまった農家さんだったり、八百屋さんだったり、料理家さんだったり、食べる人だったりがみんななんかしらの熱い想いをもっているだよね。その想いに支えられているから動ける。
「それでも」って頑張っていられる。
でも、最低限のお金ってのはないと「それでも」が続かない。
やめていく3年目農家さんの話しもでました。
そのために考えることをやめないつもりです。
だって、やっぱりタネのこと続けていきたいから。

高橋さんはタネのこと頑張っている農家さんを支える組織が必要だとおっしゃっていました。
確かに、いまそういうところないですもんね。

「流通」

なんかいい形のものが考えられたらと思います。
ぼくのイメージだと、みんながユルーくつながれるそんな流通。
大地さんやラディッシュさんができないような形なのかなと。

若手農家3人に共通するのは時間や人出やお金が足りないということ。
今回みんな答えなんかもとめていたわけではないと思います。
それは参加してくださったお客さんも。
なんか、いまのきつい状況をみなさんに知ってもらって、「よし!明日もまたがんばろ」「よし!また種まきだ!」って僕は思いました。

「それでも」ってぼくはいい続けたいと思います。

こんなことを考えたり、お話しできる機会をくださった奥津さん、高橋さんに本当に感謝しています。
そしてあの場を共有できたみなさま本当にありがとうございました。
まだまだこれでもまとめられた気もしませんが、ひとまず種市のご報告でした。


そうそう、高橋さん!
妻が「女たちのタネ会議」やったらどうかと言っていますよ。
農家の妻や高橋さんの奥さん、奥津典子さんといったメンバーでのトーク。想像するだけでめっちゃ恐ろしいです。(いや、奥津さんや高橋さんがというかもしうちの妻が出演したらと想像すると)ものすっごいぶっちゃけトークが聞けそう。
旦那への愚痴で終わらないといいです。

さて、こんな長文をブログしたの初めてですよえ。
みなさん駄文につきあっていただいてありがとうございます。

鹿児島に帰ってヒバリさんのピビンバのメニューを改めてみました。
美味しかったな。
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