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風をみて水をみる [田]

毎日田んぼをみて回っています。
そう、田植えが終わってからこれまで二ヶ月ほど、ほぼ毎日全ての田んぼを見て回っています。

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今年は田んぼが2町5反という広さになってきています。
借りて欲しいと言われて断った場所もあります。
断ってなかったら3町くらいになっていたかもしれません。
でも、田んぼの一枚の広さは1反あるところは少ないです。
一応中山間地域のため、区画整理は遥か昔に行われて、みんなケチだったのかこの辺りの田んぼは一枚一枚が小さいです。
これを不便と嘆くのか、まだまだこの地域は整備が進んでないなと見るのか、それとも小さいからこそみなさん大事に使ってきたと見るのかは人それぞれでしょう。
これ以上の大規模投資はこの時代無理だとわかります。
今ある田んぼを最大限活かすしかないですね。

というか占めて33枚の田んぼを管理しています。
小さいのは2畝(0.2反)くらいの田んぼもあると思います。


そんな33枚の田んぼを毎日見て回っています。
さぁ、今日はみなさん一緒に田んぼの見回りにレッツゴー!!


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移動手段は原付です。
しょぼいです。
でも燃費は最高です。
毎日どれくらい走っているのか測ろうと思ってもメーター動かないんでわかりません笑
だいたい1時間くらいかかりますね。
ただただヒョイと見て、次!だったら早いんですが、、

さあここで問題です。
私は一体なんのために田んぼを見て回っているのでしょうか?




正解は・・・

水を見て回っているのです。水がきちんと入っているかどうかです。
あ、前回のブログ見てくださった方だったら楽勝だったでしょうか。


「稲は主人の足音を聞いて育つ」と言う云われもあるそうです。
毎日田んぼにいき畔を歩き、足音でお米を育てるのです。
歩いているとモグラの穴があるかどうかわかります。耳を澄ますと水が落ちる音がします。モグラの穴です。
毎日全ての田んぼを見ていたら、何か異変があったり、虫が増えていたり、病気が入っていたり、雑草が生えていたりといった変化に敏感になります。

それに穂が出てきたこと、スズメがきている(コラーー!)なんてこと、品種ごとの生育の違いなんてことも見えてきます。

でも、何は無くとも水です。
米は水で育つといっても過言ではないと思います。
事実、うちは肥料とか使わないので田んぼに入れるのはこの水だけということになります。

水がきちんと入っているか、水路から流れてきているか、水路からの入り口はゴミなどで詰まってないか。
モグラが畔に穴を空けていても水がたまりません。
水を入れても入れてもダダ漏れしちゃってダメです。
モグラの穴を塞ぎます。
手をかけたらかけただけ、お米は応えてくれるという実感はあります。足音大事だと思います。



さあ、では
実際に田んぼ見回りにいってみましょうか。
レッツゴー!


まずは緑米をみてみよう。いい感じ。
緑米は晩生です。隣は穂が出てますが、緑米はまだまだ。
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水が入っているかどうか、水路をみてみます。
水路はむき出しのU字溝。
水路の水量はどうか、水口はゴミが詰まってないかをみます。
そして田んぼに溜まっている水はいつも通りか。
少なくなっていたら何か異変があるはずです。

モグラが畔に穴を開けていたら塞ぎます。
たまにダダ漏れの時があります。
モグラの穴塞ぐのに穴の場所がわかんなくて本当に苦労する時があります。


そしたら次はササニシキ行きましょうか。
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いい感じに穂が出ています。
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ササニシキは一番最後に植えました。6月の30日とか。
それで一番最初に穂が出てくるんだから本当に超絶早稲君です。
とっても早いのでスズメにロックオンされる確率【6年中6回】これまで100%。
ただ、昨年からこちらの救世主にだいぶん助けられています。
バードガード様 https://birdgard.a-alt.com/
スズメにやられると色が悪い米が一気に増えるので本当に大変です。
バードガード君は結構スズメを避けてくれます。


羽二重餅
元気です。
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神力
スズメにやられています。
明治を代表するお米、「朝日」の前は西日本でかなり作られていたお米。現在は酒米として少量育てられ、幻のお米と言われています。
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穂が出るタイミングがバラバラ、早稲と晩生と両タイプがあるようです。晩生のものでタネをとります。
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ふー。


疲れました?
まだまだ半分も見回り終わってません。



タイの香り米 ジャスミンライス
背が高いんです。若干黄色がかって圧倒的な存在感。
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そして、背の高さを表現しようと自撮りしたが、全くもって全然表現できませんでした。
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カオニャオ
ジャスミンよりも背が低いですね。それでもタイ米で餅米タイプ。
日本みたく餅にしないで、手でグニャグニャして食べます。あー早く食べたい。
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黒米(紫黒米)
も長粒種、タイ米みたいな細長い米。これの穂がとっても綺麗。
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朝日
穂が、花が出てきました。晩生ですねー。
あんなにジャンボタニシにやられたのに、頑張って復活させました。
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赤米
この穂が出始めの時が一番綺麗。田んぼで異彩を放っています。
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サツマキヌモチ
ようやく穂が出てきた。早く餅食べたい。
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おまけでマコモ
とっても大きい!間にこぼれ種の黒米が出てますが、その倍以上ある。
自分背丈くらいあります。これからお茶やマコモダケとして皆様の元にお届けします。
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あとはヒノヒカリとかハッピーヒルとかも育てています。
写真が・・・


あれ?
えっと、今回のブログのテーマが
「風をみて水をみる」
だったんですが、今の所水をみてばっかりで全く風をみておりません。

ちょっと風をみていこうと思います。

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夏は田んぼで米をやっているので、常に天気を気にしています。
低気圧、前線、気圧の谷、そして台風。

今も21号近づいてきてますが、ほんっとうに強そうです。
みんなで警戒しましょう!

天気予報をみるのは当たり前ですが、肌で感じる風も重要な情報源です。
普通、夏場はあんまり風が吹きません。
でも雨の前触れとか、ちょっと上空に寒気が入ってる時などやはり風が吹くことがあります。

風がふくと雨が降ります。[雨]
雨が強くなると田んぼの水路が溢れます。
そうすると道路など冠水したり、稲が水没したりしてしまいます。
周りの田んぼにも迷惑をかけてしまったりするんですね。

「雨が降ると水の調節。」
これ絶対なんですね。
そして、実はとっても面倒だったりします。
水路には我田に水を落とすために板を入れたり、石を置いたり、土嚢を置いたりしています。
それらを全て引き揚げて、雨がやんだら全てを元に戻さなければいけません。

天気が不安定だとこれの繰り返しが起きてきます。
33枚の田んぼ全てでこれが繰り返されるので、本当に大変です。

また、前回のブログでも書いてますが、水が切れると水生生物も死んでしまったりします。
彼らのためにも水を落とさないように、田んぼを走り回る山田君です。


ということで、雨の前触れ「風の便り」はとっても大事な「水をみる」作業の判断材料になっているわけですね。
「風をみて水をみる」わけです。




余談になりますが、風が運んでくるものは雨以外にもこれがあります。

雷です。[雷]
雷は稲作に欠かせない存在です。稲妻。
稲の妻です。
稲を育てるのは主人の足音だけではないのですねー!雷神様に感謝感謝です。
今年はそんなに雷が鳴ってないような気がします。
雷がなぜ稲を育てるのかはぜひ皆様調べてみてください。


お米は水神様、風神様、雷神様などなどたくさんの神様のおかげで育つのですね。
その中でも水は昔の方々の苦労のおかげで灌漑が整備され、このように我田引水できているわけですね。本当にありがたいことです。

これからお米が充実してくるまで、もう少し毎日の見回り頑張ろうと思います。


ブーーーーン[ダッシュ(走り出すさま)]
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土用干し・中干ししません [田]

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今日も1日が始まる

暑い
とにかく今年の鹿児島は暑かった。
もう暦の上では処暑でだいぶん秋の空気感。
今年は他の地域でもそうだったみたいで、蚊が出ないほど暑かった。(過去形にしたい)
蛇もほとんど田んぼで遭遇しませんでした。

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そんな中、毎日田んぼの草取り、へばったー。
なんで、長袖着てるのに日焼けするのか意味がわかりません。
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今日は田んぼの中干しについてお伝えします。
うちでは田んぼの土用干ししません。
梅干しのでなくて、田んぼのです。

梅はこの時期いっつも干してます。
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でもね、たまに桜島の灰が降るので、いつも上空を気にしています。
今年もいい梅干しができてきています!

じゃなくて、田んぼの中干しです。

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これまで中干しやったことありません。
中干しとは、土用の時期くらいに田んぼの水を落とすことです。
理由としては、
①無効分けつを抑え、適正な穂数にする
②下位節間の伸長を抑え、倒伏を軽減する
③土壌へ酸素を供給し、根を健全に保つ
④田んぼのガス(メタンなど)を抜く
⑤地耐力の確保や刈取前の排水が円滑になり、コンバインでの収穫作業を容易にする


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やらないのは水性生物がいるからです。


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色々います。
彼らは水がないと生きていけなかったりするので、むしろできるだけ水が落ちない(なくならない)ように毎日毎日気が気でありません。

特に台風とかで大雨のあとは、なかなか水路に水が乗ってきません。
今も台風19号が鹿児島をすぎたばっかりですが、この後の雨の状況次第では水路に水もなく、あまり雨も降らずだと水が落ちます。
20号は中四国方面へ行きそうです。本当に心配です。


中干しをされてらっしゃる農家さんもいますので、中干し否定ということではありません。
(あんまり近所では中干ししているかたもいらっしゃらないのですが。)
こちらとしても、たくさんメリットあるみたいなので、やってみたいという気持ちもあります。
稲刈りの時にコンバイン入らないんじゃどうしようもない!って場合もありますし、中干ししなかったがために登熟期台風で倒伏してしまった、なんてこともあると思います。
する、しないはその土地の水の条件にも左右されることもあります。



ただ、どうしても「かえるすたいる」的には彼らに水を入れてあげようって思ってしまい、
今年もまた田んぼの水が入ってるかどうか、毎日せっせと見回りをしてしまうのでした。
今後中干しをしないとどれほど生き物がいるのか、農薬や肥料を入れないとどれほど生き物が増えるのか、比べてみたいところです。なかなかそういう暇がないのが悩みですね。

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次回は「風をみて、水をみる」乞うご期待!


こちら参考までに「中干しを実施しない水田でみられた水生動物群集の季節消長」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjeez/25/1/25_11/_pdf
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夏休みの過ごし方 〜草とのサマーウォーズ〜 [田]

こんにちは!
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前回は「南九州はまだ梅雨明けてないんでしょうか」というテーマでブログを書いたのですが、その数日後に鹿児島も梅雨明けしましたね。
梅雨明けてもちょこちょこ雨が降っているので、なんとか野菜たちも元気で、田んぼの水も潤っております。

そして、今不思議な進路の台風が鹿児島にも近づこうとしています。
もしかして、ブーメランでまた本州の方に行くとかアリエルかもしれません。(予報見るとなさそうですね)
もう今年もどんな天候になるのか、全く想定できません。
これからの台風シーズン!彼らがどういう動きをするか、みなさまご注意ください。


今日のブログの内容は
・子供の成長は素直に嬉しい
・山田家の米作りはチームで取り組んでいて、みんなの協力がないと乗り切れない
と言うお話です。


さて、世間では子供たちは夏休みに入り、一月半の休暇を楽しんでいることでしょう。
大人としては家に子供がいる〜。お昼ご飯若干面倒〜。
というご家庭もあるでしょうか。




そんな中、山田家では親も子供の夏休みを「待ってました!」と迎え入れています。


毎年夏休みは子供たちは基本、毎日お手伝いです。
これを長男は小学校入ってから6年間、次男は保育園に通わず田畑で育てたので同じくらいですか、続けています。



さあ、一日の始まりです。
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お、今日も桜島は元気です。
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田んぼに向かってみます。
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お、誰かいるぞ。
ちょっと近づいてみましょう。。

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うちの子供が田んぼでなにやら作業しています。
どうやら草取りと、ジャンボタニシに食べられてなくなった稲を補植しているようです。


夏休み、午前中はお盆までは毎日草取りです。
これを6年くらい続けていると、もはや大人なみに草をとります。
最初の何年かは全然です。怒られてばかり。
むしろ手がかかって連れて行かない方が楽です。
ぶっちゃけ、最初っからヒエとコメの違いが分かるわけねぇんです。
文句の嵐で、嵐を収めるのにまた色々な工夫が必要になってきます。


でもね、ある時から「え!?いつの間にかすごく手際よくできるようになってる!」そんな瞬間があります。もはやほとんどヒエを区別できます。
そして、淡々と、黙々と草をとります。
文句一つ言いません。(言う時もあるか)
大人でもきついです。
汗だっくだくです。
田んぼが海水になるんじゃないかってくらいです。
無農薬で田んぼするって、こういうことです。
夏だろうが、猛暑日だろうが、極暑日だろうが関係ないんです。
熱中症だろうが関係ないんです。
(嘘です熱中症は危ないです。涼しいところで休みましょう)

とにかく、
草をトルノデス。

今、やんなきゃいかんのです。
穂が出てきたら、もうほとんど稲は大きくなりません。
穂が出てきたら、田んぼにもいっとき入れなくなります。(稲の開花期は受粉を良好にするために田んぼに入りません。)
それまでにやれること全部やるのです。
残された時間は多くありません。


あー、頑張って田んぼに連れてき続けてよかった。
ここまで親を助けてくれる存在にナルトは、あの頃は思ってませんでした。
すごいです。
頑張ってます。
田んぼで見かけたら褒めてあげてください。

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私も草取り参加するー!
そんな彼女は午後の暑い時間は保育園で、涼しく快適に過ごしています。天国ですね。
あーこの夏休み、1日でいいからクーラー効いた部屋で昼寝したい。
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いや、でもこんな風に子供たちと夏休みを毎日過ごせるなんて、
なんて素敵なんでしょう。
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農家じゃなきゃ、こんな暮らしできません。
農家最高です。
子供たちも、周りの子供たちが夏休み真っ盛りで遊んでいる中、田んぼでお手伝いです。
彼らにしたら「最悪!」でしょう。
でも、垂水市(住んでる市です)で田んぼのお手伝いがここまでできる小学生はいません。
間違いないです。
今後の成長が本当に楽しみです。


朝仕事のあとのご褒美は
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川です。小一の娘もここから合流してくることが多いです。

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川でクールダウン。
こっからは夏休み大満喫タイムになります。
午後は宿題しようが遊ぼうが、僕の自由。
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まだまだ夏休み続きます!
この後も引き続き草取り、草刈り頑張ります!!

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お米の種まき2018 [田]

稲作も全ては種まきからはじまります。
ようやくお米の種まきが慣れてきました。(8年目ですよ笑)
というのも、苗箱での育苗と田植え機での田植え、それがちゃんとやるのは3年目くらいかな。
それまではほとんど手で植えてたので、(手で1町植えてましたから)まだまだ苗箱での育苗は慣れてません。

そんな!お米の種まきから育苗の一部まで今日は紹介できたらと思います。


いや、ただタネを蒔くだけなんですけどね、本当に奥が深い。まだまだ難しい。
播種機もないから手作業です。


まずは種籾を浸水します。
うちでは二日みずにつけますが、毎日水を変えてます。井戸水です。
あ、その前に水に浸けた時に浮いたタネは捨てます。いいタネだけ使います。
本当は温湯消毒といって60℃のお湯で消毒したりもするのですが、今回はやめました。ちょっと設備がないと大変。冷ましたりするのもさっとやらないといけないし。
でも、来年はやろうと思います。サボらない。


水に浸けた種籾の水を切ります。
水が切れてないとくっついて種まきができません。

苗箱に紙を敷きます。
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苗箱に床土を入れます。山の土で、栄養分の全く入ってない土です。普通はこれに肥料入れますがうちでは入れてません。籾殻薫炭は微生物のすみかと箱を軽くするため入れてます。
よいしょっと。
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てか、今年はなんとお手伝いを頼みました!くさかさんとダイスケさんありがとう!
本当に捗りました。いつも二人でこの作業やって終わらなくて、限界までやってました。
今年は肉体的にも精神的にも擦り減らずできたので、本当に気持ちよかった!

そして、水をかけます。たっぷり。もう芽が出るまで水をやらないのでたっぷりと。
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あ、これ来年の自分たちのためにも書いてます。
来年の自分。これ見て頑張って!

そこにタネを蒔きます。これは朝日ですね!
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そして、鎮圧。

土をかけてとりあえず一箱終了!
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これを二日間かけて300箱ほどやりました。
機械だと半日でしょうか。やったことないからわかんないけど。
4人で二日間。去年は二人で何日かかったかな。

そして、苗箱を並べる場所の確保も必要で、何年か前に運んできて放置していた薪を片付けたり。
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薪割りもして、それも一日半かかりました。
しんど。薪割りしんど。
でも綺麗になりました。
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さてさて、そうこうしている間に蒔いた種籾は芽が伸びておりましたー。
カオニャオは根上りしてまった!
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てか、黒米もジャスミンライスも根上り結構しました。
長粒米は結構鎮圧をしっかりした方がいいかも。
黒米も苗箱でやるのは初めてだもんな。カオニャオからの苗箱並べた様子。
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苗箱並べるのも工夫しました。
いや、普通ハウスに並べるのが一般的ですが、うちはハウスないんでトンネルを作って育苗します。
これで本当に2町越えの稲作農家なんでしょうか。
綺麗になった庭にテントを張って
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トンネルを作り、苗箱を並べて、シートを貼ります。
そしてまたテントをずらす。
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すごいですね!原始的。
まだ芽が白い苗にいきなり直射日光はキツイのです。緑米芽が出てますね。
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次の日はテント戦法じゃなくて大きめのブルーシートを空に張り、その下で作業。
このほうがテントよりいいかも。
日陰をうまく作って。
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苗箱並べて水やり。
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そして、シートを張ってちょっとまだ遮光しておきます。
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少しずつ光を当てて徐々に緑化させつつ、あんまり徒長する前に(うちでは全然伸ばさないで緑化させてます)シートを外して遮光率70の遮光シートでしばらく育てます。
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なんか覆ってないとスズメがくるんで大事です。せっかく蒔いたタネモシャモシャ食べられます。

いやー、この作業に一年の田んぼ仕事がかかってます。
単純なんだけど、失敗したら最後です。
ちょっとしたことで失敗するし、病気なんかが入らないように風通しもよくしないと。
去年は最後の土被せた後に灌水して、芽が出ませんでした。(蒔き直し♪( ´▽`))

本当に毎年ドキドキの作業。
いい苗ができたらもう田植えは終わったようなもんですよ。
逆にいい苗ができなかったらその年の稲作は終わってるようなもんです。
まだまだ勉強!

今の所今年は順調に苗育ってると思います。
いつ遮光シートも外そうかな。
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だいぶん緑になってきてます。
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カナヘビも気持ち良さそう。
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品種ですが、今年も増えました。
・ヒノヒカリ
・ハッピーヒル
・朝日
・ササニシキ(今年とっても増やしました!)
・ジャスミンライス
・カオニャオ(ともみさん頑張ります!)
・サツマ絹糯
・羽二重餅(ムタさんありがとう。また羽二重育てられます)
・神力(堀添さん頑張ります!)
・黒米
・赤米
・緑米

マコモもめちゃ作ります!
ああ^^^代掻きどんどんしなきゃーーー!


畑も頑張ってますよ。草刈り女子、手伝いキッズ
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一年せいになった娘
風呂焚きも頑張ってます。
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苗の成長も楽しみですが、子供達の成長もいつも面白いです。
一緒に頑張ろうー!
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山田家は麦も育てています [田]

うちではお米を収穫した後の田んぼで麦も育てています。



鹿児島の人は麦が大好きです。
味噌は麦味噌(しかも麦麹の割合が半端ない)です。
昔はうちの地域もたくさんの冬の田んぼで麦を育てていたそうです。
それが今や麦秋の風景を垂水でみられるのはうちの田んぼくらい。
こんなに麦味噌大好きなのに、そのほとんどは熊本や佐賀や福岡の麦を使って味噌など作っているのです。(多分。スーパーには味噌作りコーナーみたいのがあったりするけど県内産の麦をみたことがない。)

麦、確かに梅雨入りが早かったり湿気の多いこの南九州で育てるのは、なかなかしんどいからだんだんと衰退していったのかなと推察します。昔はやっぱり食べ物大事だから頑張って麦まで育ててたんでしょうね。あとは早期米の拡大が麦衰退に一役買っているのかもしれません。田植えが4月だと間違いなく麦は無理ですもんね。

といっても、うちとしては麦はとっても栄養深くて、いろんな美味しいものに変身してくれるので、頑張って育てるだけのことはあると思います。麦ごはんうまいじゃないですか。

あと、うちの地域ではお米も田植えが6月中旬なんですよね。だから麦刈ってからちょっと余裕あるんで、たんぼで麦ができます。ラッキーです。
(余談ですが、そんなに遅く田植えでも10月には普通にお米収穫できます。寒い地域だと田植えが5月とかなんで、こちらは一ヶ月も遅いんですよね。つまり生育期間が一ヶ月短いということです。暖かい地域での日射量と植物の成長スピードにいつも目を見張ります。)


裸麦:イチバンボシ
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大麦:春雷
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小麦:垂水小麦(薄力っぽい)
   農林61号(中力)
   ミナミノカオリ(中強力)

昨年末、2017年の11月に娘が産まれた関係で、いつもは11月末に麦の種を蒔いてましたが今シーズンは12月中旬にずれ込みました。

それでもなんとか立派に育ってくれて、収穫までこぎつけました。

いいところもあれば、いまいちなところも。
いまいちなところは水はけがイマイチとか、米麦・米麦とちょっと連続して育てすぎたかなーというところという感じです。田んぼの場合、麦は隔年とかにした方がいいのかな。

ミナミノカオリは畑にやってて、畑にやってる麦は毎年いい感じにとれてます。

まずは12月入って、トラクターで耕しました。
稲藁が残ってるところは焼いたりして、でもなかなか湿って焼けなかったりとそんなことでも結構手間取ったり。
種まきは「種まきゴンベエ」を借りてきて、えっちらオッチラ歩いて蒔きました。多分5反以上。
普通はトラクターに播種機をつけて耕しながら種まきってのが一般的だと思いますが、ゴンベエさんに頑張ってもらいました。てか、昨シーズンまでは手で蒔いてたから、それから比べると大幅な近代化!!

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芽出ました!

芽でたら麦踏み。
家族総出です。
前までは凧揚げしながらやったりしたけど、今回は自転車に乗ってだーっと足で蹴って踏んでいきました。足で踏んでくよりはるかに早い!笑
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そんで、中耕して草をある程度抑えました。

収穫は5月入ってから。

大麦・裸麦はハザかけしました。
この時期は雨が多いので、隙間をみてさっと数日干してます。雨の前に脱穀します。
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もちろんそんな何日か干しただけじゃ干しきれないので、また晴れ間をみて地干しします。
敷物敷いて、袋から出して、また仕舞う。簡単そうですが、か・な・り時間がかかります。
1日でも干しきらないので、また晴れた日を狙って敷物敷いて。。。
また梅雨が明けたら再度干してとかやってるので、本当に大変です。乾燥機欲しくなりますね笑
でも、広げてたらお日様が乾かしてくれるので、最高のシステムでもあります。
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もう、竿は立ててらんないということで、小麦は立てかけて干しました。
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これでも結構干せる。
もう今後はこの干し方で行こうかとお思います。
当然これも脱穀後、地干しします。
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お母さん、お父さん、私もいるよ。もっと構って!泣
麦と共に成長中の娘も田んぼで畑で賑やかです。
おんぶで作業は結構キツイです!
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さーーー麦も終わったら、お米にどんどんシフトです。
あ!夏野菜たちも今年は頑張らなきゃ!!!
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男は黙って田んぼで語る 2017/8/17 [田]

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こんにちは

この頃は毎日田んぼに行っています。
しかし、なかなか写真などを撮ってはいなかったりして、いつもいつも「現在の様子」を撮っておきたいと思いながら、カメラを忘れたりしがちです。

昨日は撮るぞって気持ちでカメラを車に入れ、田んぼを回ってきました。

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そうそう、「稲は主人の足音を聞いて育つ」ということわざ(?)があります。
うちは毎朝田んぼの水が入ってるか確認したり、草が生えてないか、虫はきていないか、病気は入っていないかをチェックするために、すべての田んぼを回っています。

でも、田んぼが多いので畦(あぜとは田んぼと田んぼを分ける土手のようなゾーンです)をきちんと歩いてぐるっと回ってとかはできません。
水口(田んぼの水の入り口です)あたりからサッと水をみて、全体をみて次の田んぼへ!という感じです。なので、バイクの音は聞くけど(あ、だいたいいつもカブで回っているのです)足音は毎日は聞いてはねーなー、とイネさんは思ってるかもしれません。

それでもそうやってサッと見て回るだけで、毎朝軽く1時間くらいかかるのです。きちんと畦を歩き回っていたら半日くらいかかるかもしれません。


じゃあここで、毎日見て回っているイネさんたちの様子を品種ごとに大公開です。


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まずは「朝日」とっても順調です。緑も濃いですし、この南九州にもバッチリ合ってる感じです。
6月21日田植えなので、2か月弱。20-30本分蘖してますね。


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「ヒノヒカリ」ここは6/22田植え。30-40分蘖してます。この田んぼが初めから作付けしている田んぼになります。

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「ハッピーヒル」緑が一番濃いと思います。分蘖もしますが、穂がとっても面白いです。実つきがとっても多い。おいしいお米です。6/24田植え、30くらい分蘖

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「ササニシキ」6/30田植え、20本くらい分蘖、緑濃い
ササニシキは鹿児島だと極早生になるみたいで、大分遅めに種まきして(6/12にしました。その他の苗は6/2に蒔いてます)田植えも遅くして、ちょうど他の品種と出穂が合うという感じです。
隣近所の田んぼと穂が揃わないとスズメの餌食なので、ここも大事なポイントになります。

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赤米6/29田植え
田んぼ分蘖は40-
ここは手植えで一本植え
すごい生命力

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緑米6/29田植え
なんとも言えません。圧倒されます。手植え一本。
50本以上分蘖するやつもたくさん。まだまだこっからです。

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黒米6/29田植え
手植え一本。
いい感じです。

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マコモ(7/7田植え)
どうなるか。

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レンコンさん 4/12田植え
どうなるか!ってかここは草とらないけんかなー。

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もち米、まだまだです。


そんで、「足音を聞いて育つ」と言われてるわけですけど、どういうことかっていうところですが、きちんとイネの様子を見て、世話をして、畦を歩いてモグラの穴を見つけて塞いで、ってことをしよう!あとは無農薬の農家さんとかでなければ、きちんと農薬まいて、肥料まいてなどなどということになります。
イネは全てちゃんと聞いてくれているよ、ということです。
どれだけ田んぼに足を運んでくれたのか、向き合ってくれたのか、そういうことに応えてくれると思っています。


その中でも特に畦をどれだけ歩いたかというところにつながりますが、
モグラの穴はしっかりと耳を澄まして、下をよく見て畦を歩かなければ気づけません。
モグラが開けた穴から水が抜けていては十分に水がたまりません。
イネは水で育つというほど水が大事なので、(特に無肥料でやっていると本当に水と太陽のおかげで育っているなーってことを感じます)モグラの穴があればきちんと塞ぐというのはとってもとっても大事なことです。

うちでは農薬を使わない代わりに、草取り作業がかなりあります。
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これも足音の一つになっていると思います。
田んぼの水には並々ならぬうちの家族の汗が含まれていると思ってもらって差し支えないかと思います。

この地域では誰よりも田んぼに出て、しっかりやってると思っています。
暑くて誰も田んぼに出てない時でも、田んぼに出ていろいろやっているので、わかります。
田んぼに人がいると遠目からでも「あ、あそこやってるな」と見えるのでわかります。

うちが一番田んぼに浸っているなーと。
(あ、ごめんなさい。このあたりにももっと頑張ってる農家さんもいるかもしれません。僕の知る限りという話。てか、草が生えてないからやることないということもあるかもしれません。うちは草が生えてるのでやっぱり頑張らなければならねんです。まだまだ未熟という証でもあります。)


6年ほど前、近所の人に言われました。
「お前は草を育ててんのか!!」
「無農薬なんか無理だ。」
「お前はもう辞めろ!」
悔しくてたまりませんでした。
自分でもこれじゃダメだってことわかるくらい草ボーボーだったのです。
自分が一番わかってましたから余計に。


それから誰よりも早く田んぼに行き、誰よりも暗くなるまで田んぼで手を動かそうと思いました。
夏場は昼間は誰も周りに人はいません。
田んぼと私だけの世界です。(あ、妻もいます!)


男は黙って田んぼで語る

田んぼが全てを見せてくれます。
田んぼをみればその人の頑張りが見える。
その人が見える。
黙って、たんたんと、
美しい風景、生き物いっぱいの田んぼをこれからも作っていきたいと思います。

そして、自分の田んぼに少し自信が持てるようになってから、田んぼでの「コメニケーション」を大事にするようにもなりました。コミニケーションでもコミュニケーションでもなく「コメニケーション」です。
田んぼに知っている人がいたら声をかける。話をする。急いでる時はちょっとだけ、という感じで。
「田んぼ、いい感じですね!」と。
これは田んぼが草ボーボーの時はできませんでした。
周りの人にはよく思われてませんでしたから、話しかけるのが怖くて。
これからも、ちょっとしたこういうことを大事にしたいです。


いろんなこと書きましたが、
とは言っても、まだまだ草が多い田んぼもあるので、まだまだまだまだ頑張らねば!です!
実りの秋を迎えられるように、あと二ヶ月ほど頑張ります。


そして、お昼休みはやっぱり川涼みですね。
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2017年の田んぼ7月まで [田]

今年の田んぼ前半戦の記録です。

えーと何から書いたらいいかな〜〜。
今、台風5号が屋久島の南に停滞していて、明日にかけて鹿児島にも近づいてきそうです。
去年の16号を彷彿とさせるコース予想。。
もしかして、、、あの日の夜が脳裏をよぎる。そんな中ブログ書いてます!!
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(2016年台風16号の時の様子)


まず、2017年はまた田んぼが増えました!
あんまり増やすつもりなかったんですが、僕が住んでいる垂水市の水之上地区はとんでもない勢いで耕作者が足りなくなってきています。
本当に僕なんかの手じゃ足りない。これを見ているあなた!ここに引っ越して農業やりませんか!!
ちゃんと計算すると今年は2町の田んぼを面倒見ているようです。
これ田んぼの枚数にすると30枚です。
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普通の稲作農家さんが見たらびっくりされると思います。棚田でもやってんのかと。
この辺は割と平野っぽいんですが、一枚の面積が小さいのです。なので、田んぼ30枚やってても2町くらいにしかならない。とにかく畦が多くて草刈りが半端じゃない。
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こんだけあるのでこれ見ながら管理してます。
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一枚一枚が小さいのは、土地改良が進んでいないということ。水路もパイプではなく、U字溝です。
なぜ改良が進んでいないかというと、みなさんそれぞれの田んぼを大事にしていて、自分のお米は頑張って自分で誇りを持って作っていた(今までは)こと、ということなどが農地の大規模化を阻んだ理由かと思っています。
それがためにだだっと田んぼが広がっているのに、掛け干しの田んぼが多い理由にもなっていると思います。普通、こんだけまとまった田んぼの場合コンバインが主流になっていてもいいはずです。

秋には竿を並べて掛け干しの風景がこのあたりに広がり、それはそれは美しい風景を、懐かしい風景を作り出します。水之上の遺産、大事にするべき文化であり、アイデンティティだと思います。

農家としては農地は大きい方がいい、チマチマやるのは大変です。それでも今までここの人たちが守ってきたものを大事にして生きたいと思います。

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これだけ田んぼがありますが、全部が全部お米を育てているわけではありません。
中には水があまりかからないので、里芋を植えた田んぼ、牟田すぎてレンコンやマコモを育てているところなどもあります。今年からの新しい挑戦です。あ、今から大豆を蒔こうとしている田んぼもあるんだった。

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去年の災害で土砂が埋まった田んぼが3枚もありましたが、それらはなんとか復旧して田植えに間に合いました。水路が復旧しないのではという心配もありましたが、本当にギリギリで植える判断となりました。正直、「また去年のように土砂がくるかもしれない」とも思いましたが、やるだけやってみるという感じです。

ここも
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なんとか田植えできた
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ここも
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なんとかできたけど、これは田植え直前。
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ここも
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なんとかもとどおり。
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今年の栽培品種は
・ヒノヒカリ
・朝日(栽培増やしました)
・赤米
・緑米
・黒米
・ハッピーヒル(栽培増やしました)
・ササニシキ(栽培増やしました)
・香り米

苗づくりの失敗もありました。基本的な技術がまだまだなところもあります。
ふとしたこと、淡々とやってしまいがちな種まき作業ですが、実はこれに全てかかってます。ちょっとしたところに落とし穴、失敗は即山田家の破綻を意味します。
苗が全てです。苗ができないと稲作は始まりません。
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それと緑米、羽二重糯、亀ノ尾、これらはダメでした。
多分去年の台風の時に水に浸かっていたんだと種まきした後で気づきました。糯米、亀ノ尾は全く発芽しませんでした。普通水に浸かったんだとしたら気づくと思いますよね。でも、ダメでした。本当に本当にあの時はバッタバタだったので。当たり前のことができなくなります。
緑米はかろうじて少し発芽しました。
種、なくなってしまったらもうおしまいです。また、縁があるといいなと思います。



耕耘作業、代掻き作業は大分上手になってきました。
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田植えも順調にいきました。
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6月は代掻きしては、ならして、田植えという日々が続きました。

山田家らしく手植えももちろんやってますよ。
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すずさんにも手伝ってもらって
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田植えが終わったら六月灯(鹿児島の夏祭り)
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今年は代掻きしてすぐならさないと土が重くなって大変ということも痛感しました。(え?当たり前?7年目にしてようやく身にしみました)
田んぼを水平に凸凹がないようにってこれがまた難しい!!
みなさんさらっとやってますが、トラクター暦2年の新米にはまだまだ勉強が足りないと突きつけられます。ハローが欲しい!!

その間にも畑作業ももちろん待ったなしです。
畑の草の伸びる速度はすごいです。田んぼにしばらく行っているとそこは草原のよう。あらら。。。
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7月は草刈り、草取りです。
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とにかく暑い。熱い。汗は毎日5ℓくらいはかいてると思います。
とにかく草がすごい。手で取ったり、田車押したり、子供達も夏休みは毎日草取り頑張ってます。これはエンジン付き田車買わなきゃかな。。。。お金がない。
それと田んぼたくさんあるので畦の草を刈るだけで5日くらいかかっちゃう。畝刈機買わなきゃかな。。。。。お金がない。
本当は福岡にボランティアに行くつもりだったのですが、なかなかいけない。。
8月いけるか,,,!?

畑はまだ復旧ならず、秋冬野菜に間に合うか
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これから8月中旬にはお米の花が咲いて、いよいよ実が垂れる頃になります。
秋冬野菜もあるので、これらと並行して作業。頑張ります!

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Yamada野菜6年目のお米づくりー2016年ー [田]

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今年で6回目のお米づくりでした!!
まだまだ新米農家ですね。
頑張ります!続けます!届けます!
何十年選手になるまでまだまだ頑張りますよ!!

さて、今年のお米づくりなんですが、
失敗の連続すぎて笑えてきます。

が、その前にまずはこの話です。
昨年の8月には台風15号というのが鹿児島にもきました。当時のブログでもこれまでで最恐の台風だったと綴ってありました。http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2015-10-24

そして、今年はやっぱりこいつでしょう。そう、このブログでもなんども書いてきましたが「台風16号マラカス」です。マラカスってのは「強い」って意味だそうです。
いや、確かに強かった。
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2016-10-04
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2016-10-10
その時家は水没してしまい、実は今年前半の写真データが全てなくなってしまいました。なので、いつもはもっと写真が多いのですが、今年は少なめでも勘弁してください。

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さてさて、それでは順を追ってお話しいたしまーす!
今年は田んぼの広さは1町3反に増えました。
なんとなく去年の倍ぐらいになったような感覚です。小さい田んぼがたっくさんなので、田んぼの枚数でいくと20枚を超えます。バカですね。
なので畦とかめちゃくちゃ多いです。

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失敗の始まりは種まきの時から始まっています。
種まきが早すぎて焦って焦って田植えをしちゃいました。
今年は始めて田植え機で田植えをしたので、その技術も「やりながら覚える」だったので最初の方はダメダメ。
トラクターで耕すのも今年初めてだったので段取りがグダグダ。
とにかく種まくのから耕すのから田植えから全て失敗続き。
作業も後追いの連続。
最後の自然農の田んぼの田植えでは、延べ10日間も植えてました。過去最高に時間がかかってしまいました。あ、ここに綴ってますね。田植えの様子はこちら!
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2016-07-09

今年も田植え休みをもらって田植えの手伝いの子供達
もう文句も言わなくなりました笑
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そして、夏の田んぼの様子もありました。こちらです。
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2016-08-29

田植えが終わったら、夏の鹿児島の風物詩「六月燈」のお祭りです。
子供達が作った灯篭に灯が入り神社が浮かび上がります。
いつも田植えが無事に終わったことを感謝します。
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今年はこれまでになかった敵が出現しました。
今年から借りた田んぼから結構な雑草が生えてきたのです。
これまでは、ジャンボタニシ君がいるおかげでそんなに草取りも大変でなかったのですが、彼らが食べきれないくらいの草が、新しい田んぼにはいらっしゃったのです。
とってもとっても草草草草。
今年はオリンピックイヤーでしたが、まさにその期間僕たちも「草トリンピック」でした。
もはや日本代表になれるのではと思うぐらい。というかメダルももらっても良かったのではないかと思いました。でも、ラジオから流れる選手たちの頑張りを聞いて僕らも頑張りました。
愛ちゃんの「サァー!」に励まされました。

ここからはずーと草刈りの様子。

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子供達さすがに夏休みの草取には文句ブーブーでした。
でも、川に連れてってあげるよというと素直にお手伝いです。かわいいです。
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この川の上流にはとっても素敵な場所、自然が残っています。この川があるから美味しいお米が採れるんだねって気付かされます。
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今年は天然うなぎもとって食べました。ちっちゃい
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さーてそろそろ収穫だというときにササニシキ、もち米はスズメの襲来にあい、収量は半減してしまいました。あいつらどうしようもありません。
来年はバードガード(http://birdgard.a-alt.com/product.htm)買うかもしれません。

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このあたりまではうまく育っていた、もち米。こっからスズメの餌食になります。うぅ泣
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さーいよいよ稲刈りだ^ー!みんな頑張るゾーーーー!
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稲刈りの様子、埋まってしまった田んぼの様子こちらからも見られます。
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2016-10-21

ということでせっかく頑張って10日間かけて植えた古代米は一粒も収穫することなく、土砂に埋もれてしまいました。今年の販売はできなさそうです。楽しみにしてくださっていた方には申し訳ありません。
そのほかヒノヒカリも土砂に埋まってしまった量は、収量にして300kg以上になりそうです。


無事に脱穀も終わり
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7月から
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10月となり、いつの間にか息子も成長しておりました。
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いや、でもホントよく稲刈りできたと思います。車もなくなって原チャで米を干すための竿を運んだり、なんとか車を借りたりして。。。
機械もいろいろお借りして、たくさんの人に手伝ってもらってようやく今年は稲刈りが出来ました。
いつもよりもたくさんの人の思いが詰まったお米になった気がします。


そうして、
一年の田んぼ仕事を締めくくる「豊年祭」こちらでは『ホゼ』と呼んでいますが、これがしめやかに執り行われました。毎年文化の日と決まっています。子供神輿も地域中を回ってみんなで豊作をお祝いします。
この日は、僕も一年間田んぼ作業を無事に出来て、お米も収穫できて、この地域の自然に感謝しています。
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田んぼに神様を案内して、神事。土地柄天狗もいらっしゃいます。毎年抜けるような青い空でこの神事を執り行っていますね!本当に清々しいです。
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僕も廻しを締めて赤ちゃんの健康を祈る初土俵入りの力士を務めさせていただきました。
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そして、新米に感謝して
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みんなでいただきまーす!今年は「新米の会」を開かせていただきました。
ただただうちの新米をみなさんに食べていただきたいという気持ちから開いています!
本当にありがたい時間だったな!
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こういう嬉しいことがあるから、また来年もきっと田んぼができるんだな。
生き物がたくさん、人間もたくさん集まるような田んぼをこれからも作っていきたいと思います!



最後に、今年は我が家が被災し、農機具もほとんどが動かなくなりました。
この災害から立ち上がるために、いつも参加させていただいているイベント「種市」の高橋さん奥津さんから、「ともに生きていきたい」と声をかけていただき、支援米の案内を出していただきました。
支援を自らお願いするのもどうかなって思いますが、お客さんも生産者も越えた、ともに生きて行く関係をみなさんとつくっていきたいんです。
僕たちは「また、来年もお米をつくりたい。」「また、来年も皆さんにお米を届けたい」と思っています。
もし少しでも応援してくださったら本当にありがたいです。
そのお金で機械を修理もしくは購入できたらと思っています。
https://www.facebook.com/taneichi.at.kichijoji/posts/1303830206314125


来年もその先も農業をしていく。この土地で生きていく。 「それでも!」って言って頑張っていきたいと思います。

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2016 夏の田んぼ [田]

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久々の更新になってしましました。
お伝えしたいことはたくさんあるのになかなか更新できずでした。
でも、まずは田んぼのこと。
上の写真は毎日、早朝に父ちゃんが田んぼの見回りに行く時に見ている景色。

やっぱりいいところに住んでいるなと思った一枚の写真でした。

でも、この街にも今、日本中で深刻な問題になっている高齢化のことや耕作放棄地の問題が山積みです。
私は今年、それを身にしみて感じました。
それは貸していただける田んぼが劇的に増えたこと。(私たちにとって)
いやいや、私たちにとってかなりありがたいことではあるのですが、それだけ限界を迎えたお年寄りがいて後継のいない田んぼがあることの表れだと感じました。

今年の田んぼは、手仕事でやっている私たちにとっては結構な量でした。
段取りなどできてないことがたくさんあるのも確かで、まだ成長する余地はあると思うのですが、
このまま田んぼを辞めていく人は増えていくと思うと、きっと請け負う方にも限界がくると思うのです。

これはもう、他人事じゃないな。日本人一人一人の問題なんだと感じました。
先祖代々、受け継がれてきた田んぼ。
今、その文化は廃れつつあります。
でも、それが復活していけば簡単に解決できそう。(いきなり単純!!)

そんなことも働きかけていきたいなと思った夏の田んぼでした。
まだ、アイデアしか浮かんでいませんが具体的に動けるように頑張っていこうと思います。


実際の田んぼはこんな感じです。

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ここは5年目の田んぼ。今年はいつになくいい感じです。


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ここは2年目の田んぼ。香り米を手で植えました。最高にいい風を感じた田んぼです。


まだまだ、草取りの終わってない田んぼや、お米の花が咲いている田んぼ、植えるのが遅れてまだ背の低い田んぼ、穂にスズメが来て格闘している田んぼなど、本当様々な田んぼがあります。

どこの田んぼもお世話をすると愛おしくなっちゃうんですよね。
みんな、田んぼやったらいいのになーと思う夏疲れの夜です。

まだまだ、お知らせしたことがたくさんですが、また近いうちに更新します!!


かえるすたいるyamada野菜 山田裕美子


田植え終わりました2016 [田]

今年の田植えも一応終わりました。
いつもとだいたい同じくらいの期間田植えしていました。終了したのが7月7日の七夕。昨年、一昨年が7月5日くらいだったので二日伸びましたー。

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僕、笑ってない!ちょっとタイマーのタイミングがわかりませんでした笑

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田植え終了の日の夕焼けとそのタイミングでの虹。「あ〜今年も頑張った!」


いやでも、今年は結構きつかったなー。
自分でやりたくてやってるはずなんですが、それでもやっぱり体力的にも精神的にも辛かった!
ですが、2015年よりは雨もまともで、田植え機も使ったので体力的にはまだマシでした。


今年の田んぼの面積は1町5反。
去年が9反くらいだったので感覚的には倍くらいの広さになった感じです。それでも普通の稲作農家さんから見たら赤ちゃんみたいな面積なんですが。

それにしても、昨年くらいから周りの田んぼが恐ろしいくらい荒れ始めています。耕作を放棄する田んぼが増えているということです。そんなわけで、こんなど素人のうちにも田んぼが集まってきているという感じです。
でも、うちが全部の田んぼをやることはできないし、若い人は全くいないし、田んぼが荒れるとこの地域の稲作文化はどんどんすたれていく気がします。どこの地域もそうだと思いますが、稲作を中心に地域の風習や祭りがあるわけで、その軸の稲作がすたれていくことはその地域の未来も…。


どうにかします
うちが考えます
役場に頼るよりもまずできることがあるはず
若い稲作農家を増やす、この田んぼに関わる人を増やす、この地域でとれるお米を食べてもらう
田んぼに寄り添って生きるモノたちのために頑張ります!



畑苗代にお米の種まき!子供と一緒に蒔いたササニシキ
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そこでイモリいたよ
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古代米も畑苗代。スズメ除けも忘れずに
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田植え機も使うので苗箱もたくさん用意
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今年からトラクターで耕運。これまでは手押しの耕運機
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雨の水を利用するなどして代掻き
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そして田植え、まずはTawanの二人と手植えした!やっぱりみんなでやるのはいい☆
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田植え機でも
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あれ?小さいのが
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運転してる?
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ふぅ、やりきったー
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さて、いよいよ古代米の田植え。全然進まねーーー。
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いつもはバールで穴開けてやるんですが、今年はこぼれて出てくる稲をきちんと処理しながら植えたいというのと、前年の株から芽を出させてやることにしたのでバール使わずに開始。
1日に進む作業は前年の半分ぐらい。これはまずい。
ということでそうや君にお手伝いプリーズ!
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でも、せっかく来てもらったのに豪雨の中の田植え。ごめんね。修行だったね。ビッショビショになりながら、この時期に寒さで体を震わして、手先の感覚がなくなるような苦行。きつかったね。しかも風邪をひかすという…
そうや君に来てもらって、うちらもいろいろ考えたので、それは後ろの方に書きたいと思います。


きつい作業、でも昼飯ってやっぱりいいね。グリーンカレーめっちゃ嬉しかったなー。ずっと心に残るお昼の時間ができました。
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そして、そうや君ごめん!結局途中から田植え方法変更!笑
いつものバール方式をさらに進化させて穴あけマシーンヤマダを使って田植え。バールより大きめの穴が開き、穴の位置の分かりにくさ、適度な深さを実現!自然農の田植えをやっている一家に一台は欲しいですね!田植えのスピードは倍に上りました。
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古代米こんな感じ。育つかなー〜
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今年もたくさんの人の協力をいただいて、子供たちにもたくさん手伝ってもらっての田植えでした。本当にありがとうございます!
これを皆さんに食べていただいて、生き物がたくさん生きられる田んぼになれば、僕らも幸せです。
うちの田んぼがあなたの命を支えるのであれば、僕らも頑張ってよかった!っていつも思えます。


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そうや君が来てくれた、耕さない古代米の田んぼの田植えが今年は体力的にも精神的にもきつくて、いろいろ考えました。
この田んぼは作業に時間がかかりすぎて、うちの古代米は結構高めの値段で販売させてもらってますが、正直まったく割にはあってなかったりします。
「なんでこのスタイルで続けているんだろう?」

毎年この疑問が湧いてきます。金にもならないのにこんなにきついことを。他にもたくさんやらなければいけない作業を置いておいて、むしろ犠牲にしてこの作業を。
畑では草刈りを待つ野菜たち。
他の田んぼの畦の草刈りやタニシに食べられてしまった稲の補植作業などなど。
そんなこと、いろいろ考えます。

うちがやりたかったことってなんだったっけ?
田植え最後の日に見た夕日や虹がなんだかすごく嬉しかったな。この田んぼに入った時の清々しさも凄い。稲刈りの時にきっとまた見えてくるものがありそうな気がします。
農業って哲学だなーー。

他にも思ったことーーーー

機械を買って、たくさんの田んぼをできるようになった反面、失ったもの。
手作業の良さ。
改めて考えました。

人とのつながりのありがたさを感じました。
人と一緒にやることをもっと考えよう。

それでも増えていく荒れる田んぼ。
きっと普通に考えても解決できない。素敵なアイデアを。

そして、もっとたくさんの方にお米を買ってもらえるように頑張ろう!


反省点もイーーーーーーーーーーーーーーーッパイ出てきました!
苗づくり
耕し方
代掻き
田植え
段取り
あ、もう田んぼに関すること全部反省点。
これらは来年の糧にしなければ、お米に申し訳がただね!(山形弁で)



そう
もう来年の田植えは始まっているのです