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これまでのお米づくりを振り返ってみた [田]

これまでの田んぼとのお付き合いを改めて振り返って見ることにしました。

田んぼをやり始めたのが2011年のこと。
2010年9月に鹿児島に移り住んで、色々家づくりとかして、4月から取り組んだんですね。
その、2011年は2反ほどの田んぼを自然農で行ってました。
https://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2011-10-26

初めて、お客様にお米などを販売したのが、オーガニックフェスタ2011だった
https://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2011-11-06


そして、挫折の2012年
もう、田んぼ関係のブログ書いてません。多分。
探せない…笑
2反で100kgくらいしかお米とれてません。


2013年はどうだったか!
ブログ書いてました!
https://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2013-11-03
この年から田んぼを耕耘し始めてます。5反を手植えで、半分は手刈りで、もちろんハザ掛け天日干し、足踏み脱穀、唐箕がけですね。耕耘はトラクター持ってる人にお願いしてましたね。

では続いて、
2014年の様子です。
https://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2014-11-09
この年くらいから品種がだいぶん増えてきてますね。どんくらいやってたんだろ。一年目、二年目の田んぼがひどかったので(草ボーボー)、周りの人からあまりよく思われてなかったので、あんまり面積も増えてなかったと思います。この年から耕耘機で耕してると思います。手植え、半分手刈り、ハザ掛け、足踏み脱穀、唐箕がけ。


2015年はどうでしょう。
https://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2015-10-24
田んぼが9反に一気に増えてます。ハーベスタをこのあたりに買ったので脱穀は楽になった頃だと思います。
手植え、稲刈りはバインダー(何枚かは手刈り)、ハザ掛け、脱穀機で脱穀(一枚は足踏み脱穀、唐箕)



なんか、だんだん進化してて、だんだんブログの内容も増えてるし、読み返してて面白くなってきました。

じゃあ2016年はどうか。
六年目の米作りということでまとめておりました。
https://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2016-11-11
この年は台風で床上浸水しているので、何だか色々ありました。
田んぼの広さは1町3反
この年田植機を買いました。トラクターも買いました。手植えはムタの場所だけ。2015年までは全部畑苗代作って育苗していたんですね9反分。そういえば。
耕耘も全て手押しのテーラーで9反か。


2017年
https://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2017-10-28
この年は2町ほど
トラクターや田植機、脱穀機は新しいものへと代わりました。
田植機で植えるので、育苗箱に種籾をまくのですが、ようやくコツが掴めてきた感じです。難しいです。
2町を稲刈りしてハザ掛けするので、もう段取りめちゃくちゃ。わけわかんねー。
竿として使う竹が足りない!足にする杭が足りない!もうそこらじゅう駆け回り、かき集め、早く刈ったところを脱穀して運んだり色々して、10月に二回来た台風に見事に干していた米を倒され、それをもう一度立て直して…。
この2017年11月8日に次女が産まれてるんですけど。大変だ。
正直、本当にしんどい稲刈りでした。全然気持ちが乗らなかったというか、常に疲れてるし、追われている状況。収穫の喜びってなに?みたいな。
でも、妻が妊娠しているのもあって、本当にたくさんの人が手伝いに来てくれて、家族も来てくれて乗り切った感じでした。
後から聞いた話ですが、
うちはお米を近所の精米所で綺麗に玄米に仕立ててもらっているのですが、そこのお兄さんに「山田さん鬼みたいになってましたよ」と言われました。
それはハーベスタで脱穀作業を一人でしている時のことです。最初は誰かわかんなかったようですが、「あ、山田さんだ」となって、でも声かけられないくらいのオーラを発していたそうです。
ーまるで鬼だー
作業している僕を見てそう思ったそうです。そんくらいヤバイ雰囲気だったんですね笑

もう台風で二週連続で、かけ干ししている竿は倒されてるし、もうすぐ出産だっていう妻にはあんまり無理させれない
(と言っても、結構がっつり稲刈りしてるし、かけ干ししてるし、産まれる前にやることやっとかな!という感じで田んぼの片付けまでして、結局最後の最後まで動きまくっちゃってたんですが。彼女には「妊婦でも稲刈り!」の称号をあげたいです。「ママでも金」みたいな。農家になって、ものすごく強くなってます。しなやかというか。健康な妊婦さんは田んぼやったら元気な子供産めるんじゃないかという錯覚をしてしまいます。)
というのもあって、スタンドかなんかが憑依しちゃったんでしょうね。

結局スタンド使いにはなれなかったわけですけど、何とか色々片付けてから次女(ジョジョじゃなくて)出産に臨めたんでよかったです。安産でした。


というわけで、めっちゃしんどかった2017年の稲刈りだったわけですが、
2018年はこの間まとめた通りです。
https://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2018-10-17
今年は2町3反
結構機械化が進み、トラクター、田植機、稲刈り機、ハーベスタを駆使し乗り切る。
無肥料・無農薬・ハザ掛け天日干し。お米の不耕起栽培をやめる。(あ、これは2017年からか)
育苗箱への播種も上手になって来た。
稲刈りの段取りが数段上がって、お手伝いの人もたくさん来てくれた上に、うまく皆さんに動けてもらえるように準備ができて、ものすごく効率がよかったです。
ダイスケさんに月に何度かアルバイトしてもらってたんですが、そのダイスケさんにもだいぶん助けられた感があります。

とにかく今年、稲刈りがものすごく楽しかったんです。
2017年、鬼になったのが嘘のように。

まあ、天候に恵まれているというところもあるかもしれません。本当に最近秋晴れのいい天気。
本当に気持ちいい中稲刈りができました。
収穫の喜び、ありました。
まだまだ、脱穀作業がたくさん残ってるので、台風来ないで。
まだまだ頑張ります!


もうすでに、来年のことが楽しみで仕方ありません。
夢中で稲刈りしながら、ついつい「あ、来年はこうしよう」とか考えているんですよね。
何だかやっぱり田んぼ、楽しいなー。まだまだ飽きないです。多分こうやって20年とか30年とか続いちゃうんだろうなー。
「農業の最先端」て何やろう?とかね色々考えます。
いっぱい考える時間あるんで、いっぱい考えます。いろんなこと。
360°青空の下で。

いいですよ。田んぼ。最高です。
まだまだできることあります。

これまでの歩みをまとめてみて、楽しかったです。
これらをまた糧にして楽しいこと考えて行きたいと思います。
2019年はどんな田んぼを作っていこうかな!

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平成30年かえるすたいるYamada野菜のお米のご案内 [農作物売ります]

みなさまこんにちは

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大変お待たせしました。
平成30年産のお米のご案内をいたします。
種類、価格、特徴などは表の通りです。
(2018年11月2日更新)

米の案内2018.jpg

今年は頑張って田んぼのブログを更新していました。
改めて見てみるとなかなか面白いです。

「お米の種まき2018」
https://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2018-06-05

「まだ九州南部は梅雨明けてないのでしょうか」
https://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2018-07-09-1

「夏休みの過ごし方 〜草とのサマーウォーズ〜」
https://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2018-07-29

「土用干し、中干ししません」
https://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2018-08-22

「風を見て水を見る」
https://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2018-08-31


さあ、その後9月から稲刈りにかけて田んぼはどんな様子だったのでしょうか。
せっかくなのでここからはそういったところ、また夏場のブログに紹介しきれなかった場面も紹介いたします。


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夏真っ盛り、今年は暑すぎたけど、今思うとあの暑さが懐かしい。やっぱり夏、好きだなー。

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いつも見守ってくれている垂水の「白山」は稲作信仰の対象です。

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稲の葉って太陽に透かすと本当に綺麗だなーっっていつも思います。

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赤米かな、分蘖がすごくて思わず写真取ってしまった。

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もう暑すぎて、体力が消耗消耗。昼寝で回復と思いきや、暑い部屋で寝ちゃうと起きた時、頭フラフラになってることも、これまでなんども経験しています。今年は昼寝せず、昼に発送作業などしました。


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暑い日中はもうここに来るしかない。今年の夏休みはほぼ毎日川で涼みました。

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ワラワラと群がっています。

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早朝は動くのがとても楽です。ただ、本当に早く寝ないと体力使いすぎて、朝早く起きれません。


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夏休み最後はみんなでお出かけしました。

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そして恒例の空中散歩

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何台あるねん。今年は4台体制でした。電気代はいつもより1,000円アップしたかも。二台は一日中つけてた。

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家で水浴びも汗かくたんびに。アセモも嫌だし、ホースから出て来る水も太陽熱でお湯に笑

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赤米はやっぱり綺麗。写真取ってる人もいた。

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ハッピーヒルの花。何でしょうね、この愛らしい感じは。

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圧巻の朝日

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赤米は成熟期でも本当に綺麗です。

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神力という品種も今年から仲間入りです。
明治に生まれた「神力」は「愛国」「亀の尾」と並ぶ、当時の日本三大品種の一つだったそうです。その後「朝日」が神力に取って変わっていくようです。後に酒米として育てられていたようですが、現在では幻のお米となっています。これで今年はどぶろくを仕込みたいなー。

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ササニシキ、バードガードしても結構スズメにやられてしまいました。1割減は受け入れるしかないですね。

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安定のヒノヒカリ。絶対の信頼を寄せているお米です。毎年素晴らしいできになってきています。

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あー、毎日日が落ちる。いや、回っているのは地球なんだが。。。

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トンボがすごい数飛んでいた夕暮れ。胸がキュンとなる時間でした。

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かけ干し用の竹竿を運びます。かけ干しについてはまた改めてブログします。

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緑米からひょっこりはん

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最後のヒエとり雨でも関係ないです。毎日何かしら作業です。貧乏暇なしです。

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稲刈りはやっぱり人だなと今年改めて思いました。かけ干しに関してはまたブログします。


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今年初めて育てるカオニャオ
タイのもち米です。これを蒸して手でグニグニ少し潰してパクッと食べる。絶対美味しいです。
相当に晩生で、まだ稲刈りもこいつだけ終えてません。

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ハッピーヒルの稲穂。いったいどれだけの粒が一本についているのだろう。

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かっこいい紫黒米(黒米)。何でしょう、何でこんなにかっこいいんでしょう。

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ジャスミンライスの今年の背の高さには驚いています。

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そのジャスミン、香りが良すぎるのでしょう。獣害にあってまったー。あーせっかくいい感じで育っていたのに。まー、まだまだ全滅ではないのでラッキーだったと思います!

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あー今日も桜島が煙を噴いている。いつもの風景。
田んぼがもうすぐガラーンとしてきます。一気に寂しい雰囲気に。
田んぼが終わると何だか一年が終わった気になって来るのは、僕だけでしょうか。


さあ、まだまだこれから脱穀作業なんです。
新米はそれから。
新米の販売は脱穀作業が落ち着いてから、一つずつ初めていくことになると思います。
諸々お待たせしておりますが、焦って干す期間を短くしてもいいお米が取れません。
長く長く美味しく召し上がっていただけるように、天気を見ながらいい頃合いで米とりができたらいいなと思います。
どうぞどうぞ、平成30年産のお米も愛でていただけたら嬉しく思います。
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代引きについて [農作物売ります]

かえるすたいるyamada野菜ではゆうパックなどで商品を発送することが結構あります。
いつも皆様全国から山田家を支えてくださりありがとうございます。

これまでほとんどの方が振込で対応いただいておりました。

これからご利用になる方がどれほどいらっしゃるかわかりませんが、代金をお支払いただく方法として、代金引換で受け取りの際に支払うこともできます。
品物ご注文の際に代引きでとお伝えください。

どうぞよろしくお願いいたします。

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風をみて水をみる [田]

毎日田んぼをみて回っています。
そう、田植えが終わってからこれまで二ヶ月ほど、ほぼ毎日全ての田んぼを見て回っています。

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今年は田んぼが2町5反という広さになってきています。
借りて欲しいと言われて断った場所もあります。
断ってなかったら3町くらいになっていたかもしれません。
でも、田んぼの一枚の広さは1反あるところは少ないです。
一応中山間地域のため、区画整理は遥か昔に行われて、みんなケチだったのかこの辺りの田んぼは一枚一枚が小さいです。
これを不便と嘆くのか、まだまだこの地域は整備が進んでないなと見るのか、それとも小さいからこそみなさん大事に使ってきたと見るのかは人それぞれでしょう。
これ以上の大規模投資はこの時代無理だとわかります。
今ある田んぼを最大限活かすしかないですね。

というか占めて33枚の田んぼを管理しています。
小さいのは2畝(0.2反)くらいの田んぼもあると思います。


そんな33枚の田んぼを毎日見て回っています。
さぁ、今日はみなさん一緒に田んぼの見回りにレッツゴー!!


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移動手段は原付です。
しょぼいです。
でも燃費は最高です。
毎日どれくらい走っているのか測ろうと思ってもメーター動かないんでわかりません笑
だいたい1時間くらいかかりますね。
ただただヒョイと見て、次!だったら早いんですが、、

さあここで問題です。
私は一体なんのために田んぼを見て回っているのでしょうか?




正解は・・・

水を見て回っているのです。水がきちんと入っているかどうかです。
あ、前回のブログ見てくださった方だったら楽勝だったでしょうか。


「稲は主人の足音を聞いて育つ」と言う云われもあるそうです。
毎日田んぼにいき畔を歩き、足音でお米を育てるのです。
歩いているとモグラの穴があるかどうかわかります。耳を澄ますと水が落ちる音がします。モグラの穴です。
毎日全ての田んぼを見ていたら、何か異変があったり、虫が増えていたり、病気が入っていたり、雑草が生えていたりといった変化に敏感になります。

それに穂が出てきたこと、スズメがきている(コラーー!)なんてこと、品種ごとの生育の違いなんてことも見えてきます。

でも、何は無くとも水です。
米は水で育つといっても過言ではないと思います。
事実、うちは肥料とか使わないので田んぼに入れるのはこの水だけということになります。

水がきちんと入っているか、水路から流れてきているか、水路からの入り口はゴミなどで詰まってないか。
モグラが畔に穴を空けていても水がたまりません。
水を入れても入れてもダダ漏れしちゃってダメです。
モグラの穴を塞ぎます。
手をかけたらかけただけ、お米は応えてくれるという実感はあります。足音大事だと思います。



さあ、では
実際に田んぼ見回りにいってみましょうか。
レッツゴー!


まずは緑米をみてみよう。いい感じ。
緑米は晩生です。隣は穂が出てますが、緑米はまだまだ。
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水が入っているかどうか、水路をみてみます。
水路はむき出しのU字溝。
水路の水量はどうか、水口はゴミが詰まってないかをみます。
そして田んぼに溜まっている水はいつも通りか。
少なくなっていたら何か異変があるはずです。

モグラが畔に穴を開けていたら塞ぎます。
たまにダダ漏れの時があります。
モグラの穴塞ぐのに穴の場所がわかんなくて本当に苦労する時があります。


そしたら次はササニシキ行きましょうか。
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いい感じに穂が出ています。
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ササニシキは一番最後に植えました。6月の30日とか。
それで一番最初に穂が出てくるんだから本当に超絶早稲君です。
とっても早いのでスズメにロックオンされる確率【6年中6回】これまで100%。
ただ、昨年からこちらの救世主にだいぶん助けられています。
バードガード様 https://birdgard.a-alt.com/
スズメにやられると色が悪い米が一気に増えるので本当に大変です。
バードガード君は結構スズメを避けてくれます。


羽二重餅
元気です。
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神力
スズメにやられています。
明治を代表するお米、「朝日」の前は西日本でかなり作られていたお米。現在は酒米として少量育てられ、幻のお米と言われています。
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穂が出るタイミングがバラバラ、早稲と晩生と両タイプがあるようです。晩生のものでタネをとります。
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ふー。


疲れました?
まだまだ半分も見回り終わってません。



タイの香り米 ジャスミンライス
背が高いんです。若干黄色がかって圧倒的な存在感。
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そして、背の高さを表現しようと自撮りしたが、全くもって全然表現できませんでした。
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カオニャオ
ジャスミンよりも背が低いですね。それでもタイ米で餅米タイプ。
日本みたく餅にしないで、手でグニャグニャして食べます。あー早く食べたい。
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黒米(紫黒米)
も長粒種、タイ米みたいな細長い米。これの穂がとっても綺麗。
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朝日
穂が、花が出てきました。晩生ですねー。
あんなにジャンボタニシにやられたのに、頑張って復活させました。
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赤米
この穂が出始めの時が一番綺麗。田んぼで異彩を放っています。
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サツマキヌモチ
ようやく穂が出てきた。早く餅食べたい。
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おまけでマコモ
とっても大きい!間にこぼれ種の黒米が出てますが、その倍以上ある。
自分背丈くらいあります。これからお茶やマコモダケとして皆様の元にお届けします。
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あとはヒノヒカリとかハッピーヒルとかも育てています。
写真が・・・


あれ?
えっと、今回のブログのテーマが
「風をみて水をみる」
だったんですが、今の所水をみてばっかりで全く風をみておりません。

ちょっと風をみていこうと思います。

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夏は田んぼで米をやっているので、常に天気を気にしています。
低気圧、前線、気圧の谷、そして台風。

今も21号近づいてきてますが、ほんっとうに強そうです。
みんなで警戒しましょう!

天気予報をみるのは当たり前ですが、肌で感じる風も重要な情報源です。
普通、夏場はあんまり風が吹きません。
でも雨の前触れとか、ちょっと上空に寒気が入ってる時などやはり風が吹くことがあります。

風がふくと雨が降ります。[雨]
雨が強くなると田んぼの水路が溢れます。
そうすると道路など冠水したり、稲が水没したりしてしまいます。
周りの田んぼにも迷惑をかけてしまったりするんですね。

「雨が降ると水の調節。」
これ絶対なんですね。
そして、実はとっても面倒だったりします。
水路には我田に水を落とすために板を入れたり、石を置いたり、土嚢を置いたりしています。
それらを全て引き揚げて、雨がやんだら全てを元に戻さなければいけません。

天気が不安定だとこれの繰り返しが起きてきます。
33枚の田んぼ全てでこれが繰り返されるので、本当に大変です。

また、前回のブログでも書いてますが、水が切れると水生生物も死んでしまったりします。
彼らのためにも水を落とさないように、田んぼを走り回る山田君です。


ということで、雨の前触れ「風の便り」はとっても大事な「水をみる」作業の判断材料になっているわけですね。
「風をみて水をみる」わけです。




余談になりますが、風が運んでくるものは雨以外にもこれがあります。

雷です。[雷]
雷は稲作に欠かせない存在です。稲妻。
稲の妻です。
稲を育てるのは主人の足音だけではないのですねー!雷神様に感謝感謝です。
今年はそんなに雷が鳴ってないような気がします。
雷がなぜ稲を育てるのかはぜひ皆様調べてみてください。


お米は水神様、風神様、雷神様などなどたくさんの神様のおかげで育つのですね。
その中でも水は昔の方々の苦労のおかげで灌漑が整備され、このように我田引水できているわけですね。本当にありがたいことです。

これからお米が充実してくるまで、もう少し毎日の見回り頑張ろうと思います。


ブーーーーン[ダッシュ(走り出すさま)]
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土用干し・中干ししません [田]

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今日も1日が始まる

暑い
とにかく今年の鹿児島は暑かった。
もう暦の上では処暑でだいぶん秋の空気感。
今年は他の地域でもそうだったみたいで、蚊が出ないほど暑かった。(過去形にしたい)
蛇もほとんど田んぼで遭遇しませんでした。

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そんな中、毎日田んぼの草取り、へばったー。
なんで、長袖着てるのに日焼けするのか意味がわかりません。
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今日は田んぼの中干しについてお伝えします。
うちでは田んぼの土用干ししません。
梅干しのでなくて、田んぼのです。

梅はこの時期いっつも干してます。
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でもね、たまに桜島の灰が降るので、いつも上空を気にしています。
今年もいい梅干しができてきています!

じゃなくて、田んぼの中干しです。

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これまで中干しやったことありません。
中干しとは、土用の時期くらいに田んぼの水を落とすことです。
理由としては、
①無効分けつを抑え、適正な穂数にする
②下位節間の伸長を抑え、倒伏を軽減する
③土壌へ酸素を供給し、根を健全に保つ
④田んぼのガス(メタンなど)を抜く
⑤地耐力の確保や刈取前の排水が円滑になり、コンバインでの収穫作業を容易にする


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やらないのは水性生物がいるからです。


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色々います。
彼らは水がないと生きていけなかったりするので、むしろできるだけ水が落ちない(なくならない)ように毎日毎日気が気でありません。

特に台風とかで大雨のあとは、なかなか水路に水が乗ってきません。
今も台風19号が鹿児島をすぎたばっかりですが、この後の雨の状況次第では水路に水もなく、あまり雨も降らずだと水が落ちます。
20号は中四国方面へ行きそうです。本当に心配です。


中干しをされてらっしゃる農家さんもいますので、中干し否定ということではありません。
(あんまり近所では中干ししているかたもいらっしゃらないのですが。)
こちらとしても、たくさんメリットあるみたいなので、やってみたいという気持ちもあります。
稲刈りの時にコンバイン入らないんじゃどうしようもない!って場合もありますし、中干ししなかったがために登熟期台風で倒伏してしまった、なんてこともあると思います。
する、しないはその土地の水の条件にも左右されることもあります。



ただ、どうしても「かえるすたいる」的には彼らに水を入れてあげようって思ってしまい、
今年もまた田んぼの水が入ってるかどうか、毎日せっせと見回りをしてしまうのでした。
今後中干しをしないとどれほど生き物がいるのか、農薬や肥料を入れないとどれほど生き物が増えるのか、比べてみたいところです。なかなかそういう暇がないのが悩みですね。

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次回は「風をみて、水をみる」乞うご期待!


こちら参考までに「中干しを実施しない水田でみられた水生動物群集の季節消長」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjeez/25/1/25_11/_pdf
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ボランティアやめるか [自然]

DSC06846.jpg(広島のうちのお墓の前の田んぼ)

「ボランティアしに広島行こうと思う。」
7月に妻にこう言ったら
「あー、お手伝いね。おっけー。」
という返事が帰ってきた。


もうそろそろ「ボランティア」に変わるワードが必要だと感じました。
そもそもボランティアは志願兵などの意味から始まっているらしいです。ウィキによると。


災害時の支援でボランティアいくのと、どこかNPOなどの活動に賛同してボランティアに行くのとなんか印象が違うように思います。


災害ボランティアにはいろんな思いがそれぞれの方にあるような・・・。
自分が前に助けられたから、居ても立ってもいられなくて、友達が行くから、経験してみたかったから、誰かの助けになりたかったから、近くだったから、保険が生業だから、友達の為に。


ボラセンに集まる面々は、
そういえば昔派遣のバイトで働いていた時のように、これからどこに連れていかれるかもわからず、でもこのあと確実にきつい作業が待っているのだが、どんな人がグループになるかもわからず、若干不安だが頑張らねばならないという顔をしてバスを待っているようにも見えました。
(昔、派遣バイトきつかったけど、色々頑張ってやってました。)
多少義務感を持ってやってくる人もいるような。
(みんながみんなそうってわけじゃなくて、あくまでも派遣バイト時代を思い出したということです。明るく参加されてるかたもたくさんいて、僕の心境のせいもあるね!)


そうやって、みんながそれぞれの思いを抱えて活動している。
「自分のできることは、たかが知れている」

無意味かも知れないし、偽善かも知れないがそれでも、それでも何かできることはないかと自分に言い聞かせて。



でもね、
「お手伝いに行くんだ」と思ったら単純明快、とってもシンプル。
「ボランティア」ってなんとなく高尚な感じ?自分だけかな。意識高い系みたいな。
「お手伝いに行くんだ」だとなぜか「ボランティアに行くんだ」よりももっともっっと身近でハードル低くなって、隣の人の手伝いをしにちょっくら行ってくっぜ!というぐらいの感じ。

「水害で困ってる人がいるから、お手伝いに行こう」


お金にもならんのにとか色々思うけど、お手伝いならお金にもならんで普通じゃもんね。
でも、鹿児島から?わざわざ行く?一人で?

そういえば奄美豪雨の時も、東日本の時も、熊本地震の時も色々あっていけませんでした。
あんまりもう色々理由つけたくなくて、頑張って仕事一段落させるのに必死で、でも今回は災害から三週間かかりました。




あの時、僕、助けてもらったんで。


全国のたくさんの人に助けてもらいました。
名前もどこに住んどんのかもわからん人に助けてもらいました。
お金も分けてもらいました。
なんで、こんなに助けてくれるんじゃろうって思ってました。
今でも思い出すと泣けてくる。
なので、一生かけて返していけたらと思ってます。


たかだか三日間行ってきただけですが、少しはお手伝いできたかな?
その間、妻子供には家の仕事をがっつり任せて行きました。三日間ガッツリ田んぼ仕事、発送作業など相当しんどかったと思います。
家族にも感謝です。


災害時における、ボランティアに代わる言葉としては縁助活動(えんかつ)とか、結い活動(ゆいかつ)なんかハマるかなと思いましたが、わかりません。
言葉、意外と大事だったりしません?
とりあえず動詞としての「ボランティア」は「お手伝い」がいいなと思いました。

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最後に、被災地広範囲ですが多分どこも人足りてません。
一ヶ月たってもまだ今から復旧というところがあります。
僕が行ったのは広島の「坂町」でしたが、人、もっといるといいなと思いました。
何か支援方法、色々あると思いますが、まずはスコップでの一掻き。これに勝る支援はないなと現地で感じました。

再度行けるか、ちょっと仕事的に微妙ですが、とにかく田んぼも頑張らんないけんので、本業第一で頑張りたいと思います!!

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夏休みの過ごし方 〜草とのサマーウォーズ〜 [田]

こんにちは!
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前回は「南九州はまだ梅雨明けてないんでしょうか」というテーマでブログを書いたのですが、その数日後に鹿児島も梅雨明けしましたね。
梅雨明けてもちょこちょこ雨が降っているので、なんとか野菜たちも元気で、田んぼの水も潤っております。

そして、今不思議な進路の台風が鹿児島にも近づこうとしています。
もしかして、ブーメランでまた本州の方に行くとかアリエルかもしれません。(予報見るとなさそうですね)
もう今年もどんな天候になるのか、全く想定できません。
これからの台風シーズン!彼らがどういう動きをするか、みなさまご注意ください。


今日のブログの内容は
・子供の成長は素直に嬉しい
・山田家の米作りはチームで取り組んでいて、みんなの協力がないと乗り切れない
と言うお話です。


さて、世間では子供たちは夏休みに入り、一月半の休暇を楽しんでいることでしょう。
大人としては家に子供がいる〜。お昼ご飯若干面倒〜。
というご家庭もあるでしょうか。




そんな中、山田家では親も子供の夏休みを「待ってました!」と迎え入れています。


毎年夏休みは子供たちは基本、毎日お手伝いです。
これを長男は小学校入ってから6年間、次男は保育園に通わず田畑で育てたので同じくらいですか、続けています。



さあ、一日の始まりです。
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お、今日も桜島は元気です。
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田んぼに向かってみます。
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お、誰かいるぞ。
ちょっと近づいてみましょう。。

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うちの子供が田んぼでなにやら作業しています。
どうやら草取りと、ジャンボタニシに食べられてなくなった稲を補植しているようです。


夏休み、午前中はお盆までは毎日草取りです。
これを6年くらい続けていると、もはや大人なみに草をとります。
最初の何年かは全然です。怒られてばかり。
むしろ手がかかって連れて行かない方が楽です。
ぶっちゃけ、最初っからヒエとコメの違いが分かるわけねぇんです。
文句の嵐で、嵐を収めるのにまた色々な工夫が必要になってきます。


でもね、ある時から「え!?いつの間にかすごく手際よくできるようになってる!」そんな瞬間があります。もはやほとんどヒエを区別できます。
そして、淡々と、黙々と草をとります。
文句一つ言いません。(言う時もあるか)
大人でもきついです。
汗だっくだくです。
田んぼが海水になるんじゃないかってくらいです。
無農薬で田んぼするって、こういうことです。
夏だろうが、猛暑日だろうが、極暑日だろうが関係ないんです。
熱中症だろうが関係ないんです。
(嘘です熱中症は危ないです。涼しいところで休みましょう)

とにかく、
草をトルノデス。

今、やんなきゃいかんのです。
穂が出てきたら、もうほとんど稲は大きくなりません。
穂が出てきたら、田んぼにもいっとき入れなくなります。(稲の開花期は受粉を良好にするために田んぼに入りません。)
それまでにやれること全部やるのです。
残された時間は多くありません。


あー、頑張って田んぼに連れてき続けてよかった。
ここまで親を助けてくれる存在にナルトは、あの頃は思ってませんでした。
すごいです。
頑張ってます。
田んぼで見かけたら褒めてあげてください。

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私も草取り参加するー!
そんな彼女は午後の暑い時間は保育園で、涼しく快適に過ごしています。天国ですね。
あーこの夏休み、1日でいいからクーラー効いた部屋で昼寝したい。
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いや、でもこんな風に子供たちと夏休みを毎日過ごせるなんて、
なんて素敵なんでしょう。
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農家じゃなきゃ、こんな暮らしできません。
農家最高です。
子供たちも、周りの子供たちが夏休み真っ盛りで遊んでいる中、田んぼでお手伝いです。
彼らにしたら「最悪!」でしょう。
でも、垂水市(住んでる市です)で田んぼのお手伝いがここまでできる小学生はいません。
間違いないです。
今後の成長が本当に楽しみです。


朝仕事のあとのご褒美は
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川です。小一の娘もここから合流してくることが多いです。

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川でクールダウン。
こっからは夏休み大満喫タイムになります。
午後は宿題しようが遊ぼうが、僕の自由。
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まだまだ夏休み続きます!
この後も引き続き草取り、草刈り頑張ります!!

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まだ九州南部は梅雨明けてないのでしょうか [自然]

こんにちは

今日は梅雨明けたんじゃないかと言う天気。
もはや、いっそ、あの雨が憎らしいくらい晴れ晴れと。
思い出すと、あの時もそうだったなぁ。
それでも、九州南部は梅雨明けから取り残され、一人だけ蚊帳の外の西郷どん。


でも、いつもよりも爽やかな空気で、モワッとする感じではなく風もあるので、兼ねての梅雨明け一週目の地獄の暑さという感じではありません。
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そんな中一日畔の草刈り
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黒米もとっても元気そうです。
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さて、本日の本題。西日本豪雨災害についてです。

まずは、西日本豪雨災害で被災され、お亡くなりになった方のご冥福をお祈り申し上げます。
また、避難されている方々、お怪我されている方、住宅が全半壊されてらっしゃる方の、ゆっくりでいいので復旧を願っております。

そして、そして、うちの経験なんて全く当てはまらないかもしれない。屋根まで家が浸かってるんだもの。家の復旧とか泥出しどころの話じゃなくて、全て失うという方もいらっしゃるのかもしれません。
そうすると、多分「は?」ということもあるかもしれません。
でも、もしかするとちょっと似たような状況の方は、これからお手伝いにいく!という方には少しくらい参考になったらと思って書きます。


2年前の9月、鹿児島から宮崎、四国などを襲った台風16号をみなさま覚えている方が、どれほどいるでしょうか。
僕には忘れられません。2016年の台風16号ということで勝手に「1616台風災害」と名付けています。
その時の被害は今、みなさま(と言ってもこんなブログにたどり着ける状況ではないということも承知しています)が経験している災害からするとチンケなものかもしれません。
ですが、あの時のことが、何か参考になればと、改めて振り返って見ようと思ったのです。


ここにあの時とその後を書いたブログがまとまっています。
よかったらどうぞ
https://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/archive/c2302283043-1

垂水市の出している被害報告です。
https://www.city.tarumizu.lg.jp/hisho/kurashi/bosai/bosai/taisaku/h28/h280918_taifu16higai.html

内閣府の報告書には鹿児島の床上浸水が以上に少ないけれどもどういうことでしょう。
避難勧告も出てないのに床上浸水の被害が大量に出ていたら何か都合が悪いのでしょうか。
http://www.bousai.go.jp/updates/h28typhoon16/pdf/h28typhoon16_04.pdf


当時、ここ垂水市では具体的な数字がわからないですが、確か全壊1戸、床上浸水など含む半壊はかなりの数に登っていました。(70くらい?多分)
降水量は時間雨量141mm(レーダー)が実感としては2時間くらい続いたんじゃないかという風に思っています。
河川が氾濫し市街地では冠水によって床上浸水した家屋もあったと記憶しています。
垂水市は32戸ほど床上浸水して道路が寸断したり、ライフラインが切れたり、橋が渡れなくなったりしていました。え、でも床上浸水もっと多くなかったかな。。。。


河川が氾濫したものの、避難勧告は出ておらず、もちろん避難指示もありません。
床上浸水はうちが床上33cm。
ひどいところは多分200cmほど。よく死者が出なかったと思います。
が、今回の豪雨災害では屋根に登ってようやく逃れている方が見えました。
そして、被害の件数と範囲は自分たちが経験したものに比べたら。。。



何が必要とかそういうのはすでに情報としてまとまっているので、あえてここには書きません。

[1]まずは行政が頼りになるかというと、多分ならないという前提で動くといいと思います。
垂水市は残念ながらあんまり頼りになりませんでした。
住宅を貸してくれたりなどありましたが、うちは借りませんでした。色々な支援情報を知りたいと言ってもないとのこと。だんだんと早く通常業務に戻りたいという気持ちをヒシヒシと。
「まだあんなところに住んでいるんですか」この言葉は忘れられない。
いやいや、今そんな負のエネルギーというか、誰かを疎んだりはいらないかもですね。すみません。
ただ、あの時の気持ちは今も自分のエネルギーになっています。


[2]報道されないというのもぶっちゃけ関係ないです。
垂水は報道のほの字もありませんでした。今回は特に甚大な被害が広域に出ています。被害件数が少なければテレビもまずは来ないでしょう。報道を待つより、行動した方がいいかもしれません。
報道されたらいい訳でもないですし。まずは復旧が早く進むことです。
とにかく今はどんな情報も飛ぶが如しです。
きっと助けはくると思います。


[3]クラウドファンディングで募金を募ってもいいけど、被災者本人が中心に動いては大変です。
垂水市は支援金の募集をしませんでした。
社協も募金を募らない。もちろん被災者生活支援金などは被害件数の関係で支援法に適合せず、赤十字からの物資や県からの物資、市からの気持ちばかりのお金と、大阪から募金が入りそれを分配してくださりました。
募金をしたくてもできないという声をたくさん聞きました。
うちも困窮している。
そこで、そういった声を受けて受け皿を作るという意味でもクラウドファンディングで募金を募りました。知人からの提案でした。
すみません、提案してくださったのに、これに僕たちは心身をすり減らしてしまったのです。
「忘れられた台風災害」https://readyfor.jp/projects/taifu16gou-tarumizu
いやいや、でも支援してくださった方たくさんいらっしゃいます。うちを含め被災家庭は本当に感謝してもしきれないくらいです。本当にありがとうございました。
これは募金ということで、お返しは感謝メールということでした。
レディーフォーにはもちろん手数料が支払われています。



[5]すぐそばには普通に暮らしている人がいる。
これは結構辛いです。
スーパーに行くと、普通に熊本地震の募金箱が置いてあるんです。(すぐそばに被災している我々がいるのに)そして、ちょっと車で行くと普通の日常が戻っている。
朝倉でもそんな状況を見ましたが、この感じはどんな災害でもあると思います。
「あそこの地区の人、大変だったわね」とスーパーで奥様方がお話をしています。

僕は、絶対に負けないと思いました。
災害前よりももっと成長して、あ、いかにもあの時災害に遭われた方ね。それじゃ仕方ないね。なんて思われないように強くなろうと思いました。



幸い、うちはたくさんの方のいろんな形での支援をいただいて、今も同じ場所に暮らしています。
農業も続けられています。


でもね、まだ続いているんですよ。
雨ふると思い出すし、もう絶対に同じことになりたくないと、常に恐れてしまいます。
家も嵩が上がってる訳ではないし、また同じように雨が降ったらたぶん・・・。


[6]
ボランティアさんのさばくり(段取り)
ボラセンが開設されて(1616台風時の垂水は5日後だったと思う)ボランティアさんがたくさん来られると思います。
うちにもたくさんきてくださいました。
友人、知人にはなんやかんや仕事を頼むのは簡単ですが、知らない人に頼むのは難しいかもしれません。というか、その作業を準備するのがもしかすると困難な場合もあるかもしれません。
みなさま能力の高い方が多いと思います。腹を割って色々相談されたらいいと思います。
でも、毎日たっくさんの人と接する中で、だんだんと人とのやりとりがしんどくなることもあると思います。
うちは、作業はボランティアさんに頼んであとは休んどきな、というアドバイスをもらったりしましたが、実際「人に頼んでゆっくり」というのはできませんでした。
うちの周辺ではボランティアさんの段取りをできなくて、ボランティアさんの行き場がなく、山田さんとこなら受け入れオッケーということで、うちに大量の人が入るということもありました。もう脳みそフル回転でした。多分午前だけで50人とかあったかも。
段取りをするボランティアさんが欲しいと思ったこともありますが、その人の段取りもやはり考えなきゃ行けません。
受け入れをする方もたまにはお休みをもらいましょう。
明日頑張って、今日はしっかり休む。そんな日も必要かもしれません。





とにかく、まだまだ色々あると思います。
嫌なこと、苦しいこと、辛いこと、あると思います。
それでもって、生きていくしかないのかもしれません。
うちは本当に一生分の感謝をたくさんの人にしました。
何年かけても返せないくらいと思っています。
人、こんな時こそ人の力すごいです。絶対。

まだ、ちょっと支援しに行けませんが、行きますので、米とかたくさん持って行きますので。
力になれるかわかりませんが、、

思っています。



そして、まだまだ台風シーズンです。
とにかく命です。
事前に避難しておくこと。
命よりも大事なモノってなんでしょう。
家族より大事なモノってなんでしょう。
馬鹿らしいからと、大したことないでしょと避難しないで、大事なものを失ってしまったらいかんです。
誰の身にも起こる。
どこででも起こりうる。


日本では昔から川の氾濫などの災害とともに、田んぼや文化や街が栄えて行きました。
大昔からこの災害と付き合ってきた私たちです。
遺伝子に組み込まれているのです。
僕たちはみんな知っている!助けあって、乗り越えてきたはずです。
そのスコップの一掻きが明日へ続いています。

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お米の種まき2018 [田]

稲作も全ては種まきからはじまります。
ようやくお米の種まきが慣れてきました。(8年目ですよ笑)
というのも、苗箱での育苗と田植え機での田植え、それがちゃんとやるのは3年目くらいかな。
それまではほとんど手で植えてたので、(手で1町植えてましたから)まだまだ苗箱での育苗は慣れてません。

そんな!お米の種まきから育苗の一部まで今日は紹介できたらと思います。


いや、ただタネを蒔くだけなんですけどね、本当に奥が深い。まだまだ難しい。
播種機もないから手作業です。


まずは種籾を浸水します。
うちでは二日みずにつけますが、毎日水を変えてます。井戸水です。
あ、その前に水に浸けた時に浮いたタネは捨てます。いいタネだけ使います。
本当は温湯消毒といって60℃のお湯で消毒したりもするのですが、今回はやめました。ちょっと設備がないと大変。冷ましたりするのもさっとやらないといけないし。
でも、来年はやろうと思います。サボらない。


水に浸けた種籾の水を切ります。
水が切れてないとくっついて種まきができません。

苗箱に紙を敷きます。
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苗箱に床土を入れます。山の土で、栄養分の全く入ってない土です。普通はこれに肥料入れますがうちでは入れてません。籾殻薫炭は微生物のすみかと箱を軽くするため入れてます。
よいしょっと。
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てか、今年はなんとお手伝いを頼みました!くさかさんとダイスケさんありがとう!
本当に捗りました。いつも二人でこの作業やって終わらなくて、限界までやってました。
今年は肉体的にも精神的にも擦り減らずできたので、本当に気持ちよかった!

そして、水をかけます。たっぷり。もう芽が出るまで水をやらないのでたっぷりと。
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あ、これ来年の自分たちのためにも書いてます。
来年の自分。これ見て頑張って!

そこにタネを蒔きます。これは朝日ですね!
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そして、鎮圧。

土をかけてとりあえず一箱終了!
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これを二日間かけて300箱ほどやりました。
機械だと半日でしょうか。やったことないからわかんないけど。
4人で二日間。去年は二人で何日かかったかな。

そして、苗箱を並べる場所の確保も必要で、何年か前に運んできて放置していた薪を片付けたり。
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薪割りもして、それも一日半かかりました。
しんど。薪割りしんど。
でも綺麗になりました。
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さてさて、そうこうしている間に蒔いた種籾は芽が伸びておりましたー。
カオニャオは根上りしてまった!
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てか、黒米もジャスミンライスも根上り結構しました。
長粒米は結構鎮圧をしっかりした方がいいかも。
黒米も苗箱でやるのは初めてだもんな。カオニャオからの苗箱並べた様子。
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苗箱並べるのも工夫しました。
いや、普通ハウスに並べるのが一般的ですが、うちはハウスないんでトンネルを作って育苗します。
これで本当に2町越えの稲作農家なんでしょうか。
綺麗になった庭にテントを張って
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トンネルを作り、苗箱を並べて、シートを貼ります。
そしてまたテントをずらす。
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すごいですね!原始的。
まだ芽が白い苗にいきなり直射日光はキツイのです。緑米芽が出てますね。
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次の日はテント戦法じゃなくて大きめのブルーシートを空に張り、その下で作業。
このほうがテントよりいいかも。
日陰をうまく作って。
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苗箱並べて水やり。
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そして、シートを張ってちょっとまだ遮光しておきます。
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少しずつ光を当てて徐々に緑化させつつ、あんまり徒長する前に(うちでは全然伸ばさないで緑化させてます)シートを外して遮光率70の遮光シートでしばらく育てます。
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なんか覆ってないとスズメがくるんで大事です。せっかく蒔いたタネモシャモシャ食べられます。

いやー、この作業に一年の田んぼ仕事がかかってます。
単純なんだけど、失敗したら最後です。
ちょっとしたことで失敗するし、病気なんかが入らないように風通しもよくしないと。
去年は最後の土被せた後に灌水して、芽が出ませんでした。(蒔き直し♪( ´▽`))

本当に毎年ドキドキの作業。
いい苗ができたらもう田植えは終わったようなもんですよ。
逆にいい苗ができなかったらその年の稲作は終わってるようなもんです。
まだまだ勉強!

今の所今年は順調に苗育ってると思います。
いつ遮光シートも外そうかな。
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だいぶん緑になってきてます。
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カナヘビも気持ち良さそう。
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品種ですが、今年も増えました。
・ヒノヒカリ
・ハッピーヒル
・朝日
・ササニシキ(今年とっても増やしました!)
・ジャスミンライス
・カオニャオ(ともみさん頑張ります!)
・サツマ絹糯
・羽二重餅(ムタさんありがとう。また羽二重育てられます)
・神力(堀添さん頑張ります!)
・黒米
・赤米
・緑米

マコモもめちゃ作ります!
ああ^^^代掻きどんどんしなきゃーーー!


畑も頑張ってますよ。草刈り女子、手伝いキッズ
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一年せいになった娘
風呂焚きも頑張ってます。
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苗の成長も楽しみですが、子供達の成長もいつも面白いです。
一緒に頑張ろうー!
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6月1日から保育園にいきます。 [暮らし]


明日は6月1日です。
明日から一番下の娘は保育園に入園します。
お兄ちゃんと一緒に保育園生活の始まりです。

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昨年の11月に産まれてもう半年以上経つことになります。
いや、正直半年の乳飲み子を易々と預けたい訳ではありません。
本当いうと一年は自分たちで見たかったところです。

こうして毎日色々工夫して、ベビーカーに乗せたりおんぶしたりして仕事をしています。
それはもう泣いて仕方ないタイミングもあります。
でもいつも手の届く場所にいて、いつもそこにいました。
抱っこすると「エヘっ」と笑う可愛いやつです。

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でも、預けなければならないのです。
それは「待機児童」関係の都会的な事情ではありません。
早めに入れないとあとあと入れようと思っても空きがなくなってしまうことを考えてとか、そもそも子供が少ないこの田舎では考える必要がないのです。


あんと!
垂水市(あ、住んでる場所です)の条例かなんかで決まっているのだそうです。

自営業の人間は育児休暇なんてものは認められず、兄弟が保育園に通っている場合、六ヶ月したら保育園に入園させなければならない!

自営業者には人権はないのか・・・

兄弟がいなかったら関係ないのですが、うちは年少の兄が通園しています。
ここで気になるのが、普通にどこかに勤めて働いている人は育児休暇が市でも認められて、上に子供がいて通園している場合でも一年は預けなくてもいいのです。


ここ垂水市ではもっと詳しくいうと、
例えばある夫婦が自営業で、旦那さんが奥さんに対して「一年間は育児休暇ということで、働かなくていいから子供を見て欲しい」と思っていても、上に兄弟が保育園に行っていたらそれは許されないのです。

「自営業で六ヶ月以上の子供を自分で見られる家は、上に子供がいても自分で面倒見られる」と認定されるからだそうです。


とにかく預けなければいけないらしいです。
預けない自由はないのです。
あるとすれば以下の二つの選択肢がありました。

①上の子を幼稚園に入れる(もしくは認定こども園だったら認定の変更をする)
うちでは認定を変えると毎月の通園費が1万円以上も上がります。
ということで、上の子の認定の変更はちょっと無理です。

②上の子も保育園を辞める
いや、それはもう本当に大変なことです。乳飲み子と4歳児を連れての田んぼ畑っていう苦労は、もっと上の子の時にもう散々したので、もう無理です。てか無理だから4歳児預買ってもらってるんだし。無理じゃなかったら預けないし。一緒に毎日田んぼと畑行くし。


ということで、入れるしかないのです。下の娘も。


すみませんね。
都会では待機児童の問題で一人も我が子を認定されている保育園に通わせられない方もいるのもわかってます。
でもね、他の市町村だとこんなことにならない訳です。
預けない自由が普通に認められているのです。
本当に[?]すぎてびっくりしてます。


でもね、本当に保育園がよくしてくれて、色々考えてくれて、預けるんだけどたくさんたくさん娘といる時間を取れるようにしてくれることになりました。
大変大変嬉しいです。
だって、ミルクなんて飲んだことない100%お母さんの乳で育ってきてるから、いきなり母さよなら無理です。
一歳になるまで(いやそれ以降もね)お母さんとできるだけ一緒にいられるように、僕も色々頑張りたいと思います。



もう一度言います。
垂水市では
自営業者に育児休暇を認めないし
自営業者の子供は六ヶ月したら保育園に入園しなければならない
のです。
これ、条例変えませんか?
いくら「自営業者で一年は子供を見たい」なんて人が少ないからって。



すみません、久しぶりのブログが愚痴になってしまいました。ブロ愚痴。
というわけで、とにかく田植えの6月は田んぼにも保育園にも通って(親もいっぱい通うことになるということですー)頑張るぞ!という決意をここに表明!
また、田んぼ関係のことアップしまーす!
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